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2011年11月01日

テレビ

パナソニックがテレビ事業から実質的に撤退する。
日立やソニーでもテレビ事業は大幅赤字である。

地デジ特需が去った今、テレビの価格は下落の一途を辿り、好調だった韓国のサムソンやLGも苦戦しているようだ。
現在はハイセンスやスカイワースといった中国ブランドが急激にシェアを伸ばしている。
中国の経済発展と日本的生産システム―テレビ産業における技術移転と形成 (MINERVA現代経済学叢書)


国産各社は、スマートフォンなどで市場が拡大している小型液晶などパーツ部門に生き残りをかけて、産業改革機構などからの出資による共同事業体である「ジャパンディスプレイ」を立ち上げるようだ。
また、高画質の4Kへの取組みを強化している。

しかしながら、「ジャパンディスプレイ」には高度な液晶技術を持つシャープが参加していないし、4Kに至ってはテレビ局など放送側が地デジ化への投資直後であることや、番組制作スポンサーの確保が困難な現状から、メーカー側の期待とは裏腹にその進捗の足取りは重い。

思えばテレビは日本の高度成長のシンボルであった。
東京オリンピック特需での普及以降、欧米の技術をマスターし、日本人の繊細な技術や意匠により、世界市場を席巻してきた。

各家庭に入ったテレビは、カラー化し、一家に一台から一人に一台へとその数を増やしていった。

テレビが子供部屋に侵入したころから家庭内の会話が少なくなっていったのも事実だが、これをテレビの責任だけに押し付ける訳にはいかない。

とにかく、パナソニック(私にはナショナルの方がピンと来るが…。)やソニー、日立といった名前が家庭から消えていきそうな状況なのだ。

日本では「家電」という分野は死滅していくのだろうか。

悔しいが現状では、チャイナ服を身にまとったレナウン娘がSANYOの冷蔵庫や洗濯機を使っているのだ。
現代中国経済論 (シリーズ・現代の世界経済)

文句は言うまい。
三菱地所がロックフェラーセンターを買収した時代もあったのだから。
posted by 8ちゃん at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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