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2011年11月14日

読売という会社

巨人の清武代表が渡邊恒夫の独裁的な球団への干渉を告発した。
ドラフト制度、逆指名やFA制度における我田引水や選手会への対応など、ナベツネの暴君ぶりは今に始まったことではない。
FAにより西武から清原、広島から江藤、近鉄から石井、ヤクルトからは広沢、ぺタジーニそしてラミレスと日本中の4番バターを金で集めたて使い捨てたのもナベツネであった。
情けないことに各球界関係者もナベツネのご機嫌を伺っていたし、マスコミも事ある毎にナベツネに取材をかけ続けていたのだ。

今回の清武告発は、清武自身の力不足を世論の同情で補おうとしているようにも見え、ある意味「みっともない」話ではある。
独立した会社の代意表であれば、本当に会社(球団)の有為に資する事柄は、粛々と機関決定を経て進めてゆけばよいのだ。
ただし、今まで誰も言えなかったパンドラの箱を開けた勇気には、我々国民が公正な議論によって応えてやるべきである。

それにしても巨人軍オーナーの桃井という男は最低である。
清武同様、ナベツネの被害者であるはずの男が、事実関係に蓋をして自身の考えを全く出さない(出せない)まま、清武の告発を内部統制違反だと批判する。
君はナベツネの操り人形としての人生しか送れないのか。
内部統制違反?統制されているのは常にお前の方だろう。
桃井は、ナベツネが死ぬのをひたすら待っているのだろうが、憎まれっ子の特性として、ナベツネは100歳以上まで世に憚るのだ。

桃井よ。球団オーナーとはそんな軽い役職ではないのだよ。
プロ野球における最高意思決定機関であり、野球協約の制定、変更やコミッショナーを選任するのもオーナー会議だ。
いわば、日本のプロ野球はオーナー会議の意向により、運営されているのだ。

個人資産を背景に球団を保有するアメリカのオーナーとは異なり、親会社の社長や幹部が役職としてオーナー職に就くのが日本のプロ野球だ。
今回の読売の桃井恒和やオーナー会議議長である楽天の島田亨は、桃井は本社の平執行役員であり、島田は楽天本社の取締役常務執行役員である。
こんなサラリーマンが、ナベツネや三木谷浩史に逆らうことは出来ない。

それでも桃井以外のオーナーをみると、ロッテの重光武雄やソフトバンクの孫正義、オリックスの宮内義彦のような絶対権力者や広島の松田元や日本ハムの大社啓二といった親の七光り組も含め、球団運営には最終判断が出来る者がオーナーを務めているものが多い。
当然である。
プロ野球という国民の財産をどこへ導くのかはオーナーの判断によるところが多いのだ。

読売は1996年にナベツネが正力亨を追放して以来、ナベツネが球団を私物化してきた。
ナベツネは、その金権手法から一部の薄識者(博識者ではない)によりヤンキースのスタインブレナーと比較されるが、スタインブレナーは自己の資金で、ヤンキースのオーナーとなり、経営していた造船業を人手に渡して、球団経営に専念しているのだ。
ナベツネとは根本的に違うのである。

ナベツネは、新聞という凶器を駆使して政界に発言力を持ち続け、球界のボスを呼ばれて満足しているのだ。

さて、ここへきて今回の騒動のきっかけとなった江川卓の入団をナベツネにおねだりしたのが原辰則であったことが分ってきた。
原辰則は、自身の無能力を棚に上げ、豪華なメンバーを率いて勝てなかった理由をチーム編成の失敗に押し付けている。
さすがに菅野をドラフト指名した日ハムを「人権蹂躙」「外道」と罵倒する原貢の子供である。

原辰則よ。指揮官が副官を選ぶことは当然だ。
だから、君が江川卓をスタッフに入れたいと望むことは何等問題がないのだ。
ただし、監督が球団社長やオーナーを差し置いて部外者のナベツネに直訴するなど、社会人としての常識に欠けるのではないか。
子供の頃から欲しいものは何でも買ってもらえる環境で育ったからこうなったのか。
近所には叱ってくれる「怖いおじさん」はいなかったのか。

ナベツネは、大野伴睦のお気に入りとなることで読売社内での栄達を果たすが、中立たるべき新聞社が一政党との関係を深めることは、報道の自由の自殺である。
読売は日々イデオロギー色の濃い新聞となっていった。

かつて、大阪読売には黒田清という気骨溢れる正義感の強い社会部記者がいた。
情報の収集先である警察の汚職を取り上げるなど、数々の社会記事を書いて社会部長まで上り詰めた記者である。
その記事の過激さから最後はナベツネの逆鱗に触れて黒田は職を失うが、朝日新聞や毎日新聞に遅れてスタートした読売の評価を高めた功労者である。
黒田の愛弟子の大谷昭宏(読売退社後フリー)が現在、その面影を少し残しているが、迫力不足は歴然だし、読売社内には自論を展開出来る記者は死滅して誰もいない。

今回の告発が読売再生のきっかけとなってくれるのだろうか。







posted by 8ちゃん at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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