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2011年12月21日

紅白歌合戦と暴力団

国民的行事、紅白歌合戦の出場者と曲名が決まったそうである。
私自身が紅白歌合戦にそれほど興味がなくなって久しいが、紅白歌合戦といえば子供の頃には家族揃って観ていたものだ。
母親は紅白歌合戦を見るために、「今年こそは早くおせち料理の製作を終えて、ゆっくり紅白を見る。」と毎年高らかに宣言するものの、結局、料理作りは深夜にまで及ぶのだ。
一方、父親は出来たてのおせち料理を味見と称して酒の肴にするのである。
私の計画性がなく節度がない性格はこの両親からの遺伝であり、私自身には何の罪もないことは明白である。

紅白歌合戦では出場歌手は普段以上に熱唱するし、その目は緊張しているように見える。
観ている方も最後の勝利チームを決める場面では自分が思っていた結果と審査員の判定(日本野鳥の会による客席の判定参加は80年代からのようだが。)が違えば、「判定がおかしい。」とか「大トリで逆転した。」などと勝手に騒いでいたのだ。

当時の白組の司会は宮田輝と決まっていたし、紅組の司会は水前寺清子が多かったように思う(この二人を知っている人も少なくなったが…。)。
司会者も出場者もNHKの品格に合致して、かつ、NHKのど自慢への出演回数などNHKへの貢献度で出場歌手が決まっていた。
紅白そのもののギャラは安く、記者会見やリハも含めれば、歌手は3日程度の拘束となるので、各プロダクションはこの時期には他の予定を入れられない。
それでも、紅白に出場すれば翌年のオファーも増え、ギャラのUPにも繋がるため、大手プロダクションの営業担当や役員などは、紅白出場に向けて、年間を通じてNHKの担当者を連日銀座へ連れ出し、豪華なお中元やお歳暮を送り、時にはハワイまでご招待するなど、あらゆる努力をしたそうだ。

今年の紅白は、暴力団関係者の排除を徹底したという。
具体的には東京都の暴力団排除条例が施行された今年の10月1日以降に暴力団との関係が問題になった歌手は選出しなかったのだそうだ。

アホか。
何で今年の10月1日やねん。

NHKは何等かの基準で出場歌手の健全性をアピールしたかったのだろうが、暴対法は1991年には制定されているし、法整備の有無に拘らず、公共放送として暴力団排除は当然従来から行ってきて当たり前だろう。

芸能人と暴力団の関係は多くの人がその存在を知っていたが、直接的な堅気さんへの被害もなかったことから、NHKも含めて「目をつぶってきた」というのが実態だろう。
現実には、美空ひばりや田端義夫、三波春夫が所属した山口組の神戸芸能社まで遡らなくとも、現在でも後楽園ホールなど、全国のボクシング興行やプロレス興行は住吉会の独壇場だし、地方相撲興行のチケットは地元暴力団が一手に捌いてきたのだ。

例えば、最近の例では、アメリカでの肝臓移植許可と交換に、山口組のアメリカでの銀行口座をFBIに教え、50億円がFBIにより凍結されたとして、山口組から除籍され、その後解散した後藤組(後目は良知組と藤友会)の後藤忠政組長の誕生日を記録した映像では、多数の芸能人が後藤組長と親しく談話している。
http://www.youtube.com/watch?v=bYUOgQ0_aug

覚醒剤や恐喝に比べれば、芸能関係の仕事は暴力団のシノギの中でも正業の種類に入る。
これを排除することで、暴力団の資金源は地下に潜り、犯罪性が進化して被害額も増えるのではないだろうか。

このように芸能界と暴力団の繋がりは、歴史的にも長期かつ広範に及んでいるのだ。
仮に、NHKなどが厳格に「暴力団関係歌手お断り。」とすれば、紅白歌合戦には誰も出場できなくなってしまうのだ。
NHKもその場合は、暴力団が魅力を感じないほど売れていない歌手かものまね芸人を集めて「灰色歌合戦」をやるしかなかろう。

今回は長くなりそうなのでこの続きは明日にUPします。乞うご期待。
posted by 8ちゃん at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

金正日

金正日が死んだ。
メディアは当分の間はこのニュースだけで番組が編成できるだろう。
極東評論家、朝鮮半島研究家、軍事アナリストなどの皆さんは、年末の仕事にありつけてホクホク顔で喜んでいるのだろう。

なかなか事実を伝えない朝鮮中央テレビなどが金正日の死亡日から比較的短期間に報道しているが、実は武田信玄並みに3年前に死んでいたということはないのだろうか。
あの国のことだから、整形による「そっくりさん」は山ほどいたのだろうし、重病説が出てから随分時間が経過しているのも気にかかる。

世間の話題もこのニュースで沸いている。
今日、治療のため立ち寄った歯科医でも、隣の治療台に座った「豹柄のおばちゃん」が大きな声でこの話題を話していた。

豹柄「金正日が死んだらしいで。先生、知ってるか。」
歯科医「らしいですね。」
豹柄「心筋梗塞らしいで。」
歯科医「へえ〜そうですか。」
豹柄「あの国は寒いからなぁ」
歯科医「そうですね。」
豹柄「これで何か変わるんかいな。」
歯科医「さあどうでしょうね。」
豹柄「北朝鮮ももうアカンな。」
歯科医「そうですか。」

何が「アカン」のか良くわからないし、これだけ喋りながら歯の治療が出来る歯科医にも敬意を表するが、これから毎日のようにテレビに出る各種評論家の先生方の話も結局はこの「豹柄のおばちゃん」と同じレベルなのである。
結局のところ、各評論家の先生方も自分の勝手な想像や妄想が80%を超えるような「占い」のような話をテレビで堂々と喋って、多額のギャラを貰っているのだ。

聡明な評論家諸氏は、「これで北朝鮮と韓国が戦争になる可能性が高い。」とか、「日本にもノドンが飛んでくる恐れがある。」などと不安を煽って自分の出演回数を引き延ばしていくのだ。
彼らは決して断定的にはものを言わない。
必ず、「〜だろう。」とか「〜可能性が高い。」とか、次回の出演を睨んだあいまいな表現で常に「逃げ」を打っておくのだ。

いずれにせよ、唯一確定している事実は金正日が死んだことのようだ。

金正日が死んだので、予定通り、小太りの三男が3代目を襲名するのか。
襲名式はするのだろうか。
後見人は胡錦濤で仕方がないとしても媒酌人は大野一家義信会・津村和磨会長あたりにお願いして、古式豊かな襲名式を期待したい(「津村って誰やねん」という声あり。)。

この小太り、いや、金正恩が表面上は指導者の席に座るのだろうが、実質的な政策判断は抗日運動時代からの軍閥である年寄りどもが行うのだろう。
金正恩は、顔つきからは「アホ顔のデブ」としか分らないが、3代目襲名で張り切っているだろうから、小太りの近くにはミサイルの発射ボタンだけは置かないようにして欲しいものだ。

北朝鮮では金日成が絶対的な尊敬すべき神様であったことから、北朝鮮人民は金正日に対して「神様の息子」としての従属を我慢してきた。
今回、食料や暖房の不足に長年苦しんできた北朝鮮人民は、後継問題が現実化する場面に際して、金正恩を「神様の孫」とみるか「正日の子」とみるかで従属の構図が壊れる可能性もあるのだ。

北朝鮮の内政が金正日の死によって混乱するとは言い切れないが、中国はこの機会に北朝鮮の保護者として干渉を強めてくるだろうし、北朝鮮の地下資源を狙っているロシアも、葬式には特大の花輪を献花するのだろう。

さて、野田JAPANはどうするのか。
朝鮮半島の緊張を煽って、震災や原発、TPPや消費税のことを国民が忘れてくれないかと願っているのだろうか。

う〜ん。
わが国の政治レベルも北朝鮮を心配する立場ではないようだ。
posted by 8ちゃん at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

イラク戦争

アメリカがイラク戦争の終結を宣言した。
ブッシュ(息子)のイラク侵攻は2003年からだがブッシュ(パパ)が1991年から湾岸戦争を始めているので、この戦争では20年以上の歳月と多くの血が流れている。
今回のように戦争の当事者の片方が一方的に戦争終結を発表するのは、鳴海清のベラミ事件で有名な山口組と松田組の抗争(大阪戦争)における山口組の山本健一若頭が当時の田岡組長の自宅で記者会見をして以来である。

さて、イラクの大量破壊兵器疑惑といったイチャモンに近い理由で始まったこの戦争ではステルス戦闘機がそのベールを脱ぎ、「劣化ウラン弾」や「悪の枢軸」と言った言葉も飛び交ったものだ。
アメリカにとっては、2001年9月11日の世界貿易センターやペンタゴンへの旅客機による同時多発テロ以来、イスラムとの戦争のきっかけは何でも良かったのだろう。

考えてみれば、イランが宗教家主導による欧米との決別を叫んだ時期には、アメリカはイラクに武器を供与してイラン革命の他国への防波堤としてフセインを利用した。
ところがイラ・イラ戦争でイラクが戦費負担による経済的困窮時に陥ると、アメリカはイラクを助けず、逆に貿易制限などを行ったため、イラク国内ではアメリカへの不満が鬱積していた。

経済的困窮に面したイラクはオペックに原油価格の値上を要求するが、オペックはこれを拒否する一方で、サウジやクウェートは勝手に採油量を増やして原油価格は暴落した。
特に、油田の所有権での紛争があったクウェートとイラクは対立が激化して、遂にはイラクによるクウェート侵攻となるのである。

このイラクに対して、ブッシュパパのアメリカを中心とする多国籍軍が介入し、イラクは降伏するのだが、このときの停戦合意の中に大量破壊兵器の破棄項目があり、後のイラク戦争の種となるのだ。

ブッシュ(息子)のイラク戦争では、最終的には4,500名のアメリカ軍兵士が亡くなり、12万人以上とも言われる(正確な計数は公表どころか検証もされていない。)もの民間人が死亡している。

これら死亡者の大半は会戦初期のものではなく、その後のテロによるものである。

この戦争はフランス、ロシア、中国といった安全保障委員会常任理事国やドイツが反対する中、アメリカの強い意思により同委員会の決議なしで行われている。
もっとも、安全保障委員会など非人道国である中国もエラそうに常任理事を務める会議であるから、世界の安全がこの会議で決する訳もないが、少なくともアメリカが欲しかった「大義名分」は得られなかった。
因みに小泉首相(当時)は世界の誰よりも早くアメリカのイラク侵攻を支持していたが…。

さて、この戦争が残したものは何だったのだろう。

確実にいえるのは、東西冷戦以降、極端に売上が低迷していたアメリカやイギリスの軍事産業が活況を呈したことである。

アメリカの主力戦闘機であるステルス戦闘機F22(ラプター)やイージス艦のシステムを販売しているロッキード・マーティン社(以下「ロッキード」)は、1998年からは旅客航空機の製造部門を極端に縮小して、戦闘機などの軍事産業に特化している。
これは同じ軍事産業企業であるボーイングが民間航空機部門のウエイトを高めているのと対照的である。
ロッキードは、商品の販売先の95%はアメリカ国防省であるとしているが、中東諸国やアジア、アフリカにも販売しており、これは儲かるし値切りや支払遅延などないのだ。
イラク戦争が長期化していく中で、ロッキードの売上や利益は年々上昇していった。
(企業IRより)
2005年12月期  売上高372億ドル 当期純利益18億ドル
2006年12月期  売上高396億ドル 当期純利益25億ドル
2007年12月期  売上高450億ドル 当期純利益30億ドル
2008年12月期  売上高427億ドル 当期純利益32億ドル

アメリカがこの戦争に費やした費用は通算すると1兆ドルといわれている。
わが国の一般会計予算並みの巨額の費用がこの戦争で消えていったのである。

景気低迷が続くアメリカ。
景気対策の柱が「次の戦争」でないことを祈りたいものだ。
posted by 8ちゃん at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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