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2012年01月25日

消費税国会

国会が始まった。
今国会は、消費税、震災復興、原発と課題が重要かつ困難であるため、頭の悪い国会議員達には理解不能であることは明白である。
したがって、今国会における最長審議時間は「国会会期を何時まで延長するのか。」になるに決まっていると今からでも断言できる。

国会初日は、隈取りに失敗した歌舞伎役者のような顔をした野田首相が、所信表明演説で、消費税に関する福田、麻生元首相の演説を引用するなど、従来になく好戦的であった。
いずれにせよ、選挙が常に頭をよぎる国会議員が、消費税についての議論を始めることには意義があるかもしれないのだが、その議論すら始まる気配はない。
今回は、過去からの日本の消費税率は低すぎるといった、まやかしの議論(イギリスなどの消費税は食料品などに課税されないため、税収に占める消費税も割合は日本と同じ。)に終止するのではなく、日本の将来を見据えた議論をして欲しいものだ。

消費税増税のバーターとして、衆議院議員の定数を選挙区で5減、比例区で80減するそうだが、日本はそんなに議員が多い国ではない。
合計84人の削減で54億円の議員報酬等が削減出来るそうだ。
一方、国民一人当たり250円と決まっている政党交付金は、2011年は約320億円だが、これには手をつけないのか。
この金は、政治活動の自由とか言う建前で、資金使途は政党に任されている。
これを半減させた方が分り安いのではないかとも思う。
また、存在感のない参議院の改革についても誰も声を出さない。

消費税に関しては、今日のニュースでIMFの財政局次長が「消費税を15%まで上げろ。」と言ってきたらしい。
余計なお世話だ。
お前らの世話にはならん。

IMFが貸してくれるドル通貨はいっぱいあるんやで。
日本には、外貨準備だけで1兆1千160億2千5百万ドルもドルが溢れているのだ。
そんなに内政干渉がしたいなら、日本がIMFに出資してある2兆円のSDRを返してからものを言え。

消費税については、民主党の内部でもゴチャゴチャしているし、野党、特に自民党のスタンスも国民には理解不能だ。
公明党は相変わらずの日和見だし、共産党の「大企業の内部留保を許さず、無駄な予算を削って消費税増税を阻止する。」の理論は具体的に内部留保の具体的な内容(貸倒引当金を可処分所得と勘違いしていないか。)や予算の削り方を示せないまま、10年が経過している。
予算が鰹節のように簡単に削れるとでも思っているのだろうか。
行政改革だけを呪文のように唱えている渡辺喜美の一族も知能指数は低そうだ。
瑞穂ちゃんのところは存在感が全くない。
亀井静香、平沼赳夫、枡添要一の類が蠢いても影響力はなさそうである。

自民党は是が非でも政局にもっていきたい。
選挙が来ないと落選中の次回立候補予定者が餓死するのだ。
2009年の総選挙で惨敗した自民党は、政党交付金や企業からの献金も大幅ダウンして、従来は現職、落選を問わず、選挙区支部への金交付を一律1000万円支給してきたが、22年からは800万円となり、昨年からは現職700万円、落選組600万円、閣僚経験者は500万円に減額した。

落選議員は辛い。
偉そうにすることが生きがいの議員という生物から、肩書きがなくなれば、ただの人以下である。
落選中は陳情や公式行事への出席依頼も少ないし、モチベーションを維持するのが大変である。
一番困るのは財務面だ。
現職議員時代は、平議員でも毎月の給与が137万5千円、ボーナスが年間780万円、文書通信交通滞在費も毎月100万円貰える。
JRや航空機はただ乗り出来るのに、別の交通手段を申請すれば交通費も支給される。
議員立法など1回もやったことのないアホ議員にも、毎月65万円の立法調査費というものがもらえるのはどういう訳だ。
年換算すると4410万円だ。
時給800円だと55,125時間働かないと貰えないので、週休2日、1日8時間勤務で、29年間も働く必要がある。

まだある。

議員は秘書を何人雇っても良いのだが、このうち国からは公設秘書3名分の給与が支給される。
この公設秘書は議員が雇用するのではなく、国家公務員(特別職)なので、共済組合費用など扶助費は国の負担となる。
政策秘書、公設第一秘書、公設第二秘書の3名で、俸給表が違うので、同一給与ではないが、3人で2000万円〜2300万円の給与が国から支払われる。

落選議員はこんな恩恵がなくなり、後援者の会社顧問に就任したり、大学で説得力のない政治や経済の講師活動をしたりして食い繋ぐのだが、私設秘書も全員クビにすることも出来ないので、生活は大変だ。
私設秘書も昔は私立大学の入試や就職、官庁への許認可申請の「くちきき」で1件10万円程度のアルバイトもできたが、受託収賄が秘書の行為にも及ぶ時代ではそれも出来ず、後援会企業の手伝いなど、本当の意味でのアルバイトをしているのだが、これは社会勉強になるので良いことだ。

自民党では、こんな餓死寸前の前議員や元議員が山ほど居るのだ。
こいつらが、地方、派閥から谷垣禎一に向かって「早く選挙をやれ〜。」とか「今なら消費税反対で勝てるぞ〜。」とか「早く選挙をやってくれないとガスや水道を止められるよ〜。」などど、泣き叫びながら毎日駅前で有権者の同情を買うために立っているのだ。

民主党も今、選挙をやれば負けるに決まっているから、出来ればやりたくない。
消費税や福祉の抜本的な見直しが出来なかったのは野党の責任だという構図が完成するまでは頑張るのだろう。

いずれにしても、党利党略のニオイがする。
お題目の「税と社会福祉の一体改革」の話をして欲しいのだが…。

おーい。
国民はこっちだよー。
誰かこっち向いて仕事をしてくれる議員はおらんかねー。
posted by 8ちゃん at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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