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2012年02月14日

「絆」の正体

東日本大震災の瓦礫の受け入れを巡って、受け入れ先の地元では大反対運動が起こっているらしい。
横須賀市では、自治会などが連合組織を結成して瓦礫の持込に反対しているし、他の地区の住民も反対のための集会などを開催して気勢を上げているのだそうだ。
これらの自治体は、既に知事が瓦礫の受け入れを表明しているが、住民説明会などは怒涛が飛び交って収集がつかない状況となっている。

東日本大震災からの復興に向けては、政府が各自治体に対して、瓦礫の広域処理を全国で分かち合う必要性を訴え、東京都、山形県など複数の自治体の長がこれに応じたものだ。
既に東京都や山形県などでは瓦礫処理が始まっている。

震災からの復興に向けた具体的な取組みとしては、@高台への住居移転とそれに伴う住宅建設、A雇用の確保、B被災者の孤立防止と心のケア、C原発事故避難者の帰還支援などとなるが、瓦礫が地面を覆ったり、山積みされていては何も出来ないのだ。

とにかく、膨大な瓦礫の量だ。

瓦礫の量は、宮城、岩手両県だけで2000万トンに達すると見られている。
例えば、岩手県の山田町では震災による瓦礫が推定で35万9000トン発生しているが、震災から1年たった今現在で処理できたのは1万トンでしかないのだ。
同じ岩手県の大石鎚町では、町の処理設備の能力から換算して、118年分の瓦礫があるのだ。

こんな状況においても、岩手県などは、県の処理能力を遥かに超える435万トンの瓦礫の処理について、出来るだけ他府県に迷惑をかけないようにと、自力で10年の歳月をかけて処理しようとしているが、どうしても処理しきれない57万トンの処理を他の自治体にお願いしているのだ。

瓦礫処理の受け入れに反対する住民の主張は種々あるのだろうが、要約すると放射能が怖いということらしい。
しかし、福島県の瓦礫は福島県内で処理することが決定されているし、一般炉で焼却できる瓦礫の灰に含まれる放射性セシウムなどの数値は、原子炉等規正法により厳しく規制されている。

横須賀市での説明会では知事の説明など出来る状況では無く、終始、反対派の抗議行動の場と化していたそうである。

主義主張の自由は当然保証されている。
しかし、この説明会会場には説明を聞きたくて参加した住民もいるのだ。
こんな下品な反対運動しか出来ない奴らは、昔の総会屋以下だ。

震災直後、日本人の規律をもった行動は世界中で評価された。
各地からボランティアが被災地に駆けつけた。
その中で、いくつもの美しい話が生まれ、多くの日本人が感動した。

たった1年の時間が過ぎただけなのに。

「絆」の意味が今問われている。
posted by 8ちゃん at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

大王製紙

売上高業界4位(年間売上4200億円)の大王製紙が泥沼化してきている。
井川意高(モトタカ)元会長のマカオ・ギャンブルツアーで巨額の不正融資を行い、一時は上場廃止の危機にまで面した大王製紙なのだが、2月12日に関連会社であるエリエールペーパーテック(紙おむつ等製造)の臨時株主総会において、本社から派遣された取締役を全員解任して、井川家のお友達で取締役を揃えたらしい。

いつまでも見苦しい争いをしていなさい。

「井川個人商店の盟主様に盾をついた下々は全員打ち首だァ〜。」とお殿様が叫んだのだろう。
「お殿様は大株主なんだぞォ〜。」と言って自慢したのだろう。

製紙業界の産業規模(業界総売上)は年間約4兆5千億円。
製紙業界は、業界再編が進んだことで一定の経営効率化は図れたものの、原材料費の乱高下やIT時代のペーパレス化もあって、ここ数年の業績は横這いが続いている。
こんな情勢の中、内輪揉めをする余裕があることは結構なことだ。

株式会社は株主のものなのだろうが、大王製紙には井川家以外の株主もいるのだし、3238名の従業員もいるのだ。
元々、個人商店イズムを出したいのなら、上場なんかするな。

お殿様一族のバカ息子の狼藉を止めることが出来なかった内部管理態勢の不備は、世界中への恥晒しとなったのだが、上場廃止の危機を回避するために、証券取引所に提出した業務改善計画書には、相互牽制機能の確保や内部管理態勢の構築と書いてあったのではなかったのか。
HPの社内規範には「意思決定を迅速に行うため、悪いことが関係部門から直接経営トップにパラレルに報告され、適切且つ速やかな対応がとれる社風を築いていきます。」と書いてあるぞ。
「直接経営トップに…。」ではなく「直接捜査当局に…。」に変えたらどうだ。

お殿様がお怒りの理由は、「井川一族が保有する関連会社の株式を、大王現経営陣が高値で買ってくれない。」ということらしい。
本社がグラグラしている会社の関連会社の非上場株式を誰が高値で買うもんか。
井川家では、その資金でバカ息子が仕出かした会社からの借入やマカオ・ギャンブルツアーのコンダクターへの支払をしようとしているらしい。

大王製紙の株式が、エリエールのように紙屑にならないことを祈るばかりである。


posted by 8ちゃん at 16:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

健康食品 (その3)

深海ザメは、海の深部に居るから深海ザメなのである。
つまり、深海ザメは重金属が濃密に漂う場所をマイホームとしているのだ。
当然、ヤツらは、重金属の含まれた海水をたっぷり体内に取り入れるが、重金属類は体内では分解されないので、結果として、水銀などの重金属はサメ自身の肝臓に蓄積されることとなる。
この重金属山盛りサメの肝臓が健康食品として売られているのだ。

そんな恐ろしい深海ザメの肝臓を健康食品の業者は高額で売るのだから、もうこれは未必の殺意などではなく、確定的殺意なのである。

巷には各健康食品業者が作成している「重金属入りサメ肝臓」のキャッチコピーが溢れている。

株式会社 エバーライフ(皇潤の会社)
商品名:鮫肝海王(サメギモポセイドン) 
「ニュージーランドの深海で捕獲した鮫。その鮫の体内で鍛えられた生肝は、深海で力強く生き抜いてきたパワーが凝縮されています。」

株式会社 世田谷自然食品
商品名:鮫肝油(サメカンユ)
「深海鮫は、水深1,000メートル近くの深海という過酷な環境の中でも機敏に活動することができます。それには、体重の25%を占める肝臓に多く含まれている肝油に関連があるといわれています。その肝油は、ほとんどがスクワレンという成分でできており、スクワレンは人の健康や美容に役立つ栄養成分として注目されています。」

おお、なんと魅力的な勧誘コピーではないか。

因みに、アメリカの食品医薬品局ではサメには有機水銀が蓄積されているとして、妊婦、授乳時の女性および子供がサメを食べることを禁止しているのだ。

ついでだから、青汁にも触れておこう。

数年前、ブロッコリーの産地である埼玉県や北海道で奇妙な出来事があった。
トラックに乗った数名の男達がブロッコリー農家を訪問して、収穫後のブロッコリーを刈り取らせてくれと頼みに来たのだ。

農家にしてみれば、商品部分である花蕾を収穫した後のブロッコリーの茎や葉は、邪魔者以外の何者でもない。
次期収穫に向けて、多大の費用と労力をかけて茎や葉を刈り取らねばならないのだ。
それを無料で刈り取ってもらえるうえ、ゴミである茎や葉を持ち帰ってくれるのだから、こんなウマイ話はない。
農家が大喜びで同意すると、男達は黙々と作業を続けてブロッコリーの茎と葉を全て持ち帰ったのだ。
この男達はその方法で、多くの農家を廻って地区中のブロッコリーの茎と葉を刈り取っていった。

ブロッコリーが、スーパーで市販されているあの形のまま、地面からニョキニョキと出てくると思っている都会人がいたら困るので、老婆心で少し書いておくと、この野菜はアブラナ科では最大級の大型植物であり、キャベツの仲間である。
食材とするのは、先端の密集した花蕾で、1メートル程度に成長した先端部分に花蕾が出来るのだが、これを我々は食べているのだ。

ところで、青汁の原材料はケール、大麦若葉、ゴーヤなどだが、何でも粉砕すれば青汁にはなる。
小松菜で青汁を生産した知人がいたが、不採算でやめてしまった。

このうち、ケールは各種ビタミンや食物繊維を豊富に含有しており、青汁の材料としては人気がある。
ケールの外観は、結球しない葉がシワシワのキャベツといったもので、実際にキャベツの原種に近いものである。
つまり、ブロッコリーもケールもキャベツの近い親戚であり、仲間なのである。

ケール→キャベツ→ブロッコリー

もうお分かりだろう。
くだんの怪しい男達は青汁屋なのである。

地中海原産のケールは栄養価が高いが、害虫に弱く病気にもかかりやすい。
日本での生産量は少なく、大量の仕入れは困難である。
そこで、青汁業者が目をつけたのが収穫後のブロッコリーの茎や葉なのだ。
タダで仕入れたブロッコリーを青汁に仕上げて、材料はケールですと偽装するのだ。

勿論、若干の違いを除いて、元々同種の植物なので、含まれる栄養成分はそんなに違わないのだろうが、そこには、そんなことには比べ物にならない恐ろしい現実があるのだ。

ブロッコリーもケールと同じく害虫や病気には極めて弱い。
だからと言って、通常の野菜なら消費者の目が厳しいから農薬をバンバン振り掛けるわけにはいかないが、このブロッコリーは生長後に花蕾を収穫するのだから、花蕾に使用する農薬は僅かだが、収穫しない茎や葉は、検査を気にせず、収穫時期の少し前まで、どんどん農薬を散布するのが普通である。

ブロッコリーに使用する農薬は、マラソン乳液など23種類にも達するが、強い効果を求めて、バラコートといった自殺に使用される猛毒性を持つ農薬を使用している農家もあるのだ。

この農薬まみれのブロッコリーの茎や葉をタダで貰って帰って、ケールと偽って、青汁を販売している業者がいるのだ。

こんな青汁を飲んだらエライこっちゃ。
青汁のお試し品を買ったら安眠枕をプレゼントしてくれる業者も居るそうだが、そんな枕を使わなくても、安眠どころか永眠してしまうかも知れないのだ。

勿論、まじめに青汁を作っている業者もいるのだが、どの業者がまじめなのか選別する方法は思いつかない。
成分表示を偽装されるとお手上げなのである。
人体への影響など、事件化されないと役所は動かないからである。

最後に、流行の健康食品であり、美容整形には欠かせないヒアルロン酸にも軽く触れておこう。
ヒアルロン酸は、鶏のトサカから精製するが、最近では乳酸気などを使って大量生産が可能になったそうだ。
ヒアルロン酸は、グルコサミンやコンドロイチンに比べて、いくらかの効能があるようだが、直接注入する美容整形を除けば、体内に経口で摂取する場合、高分子量だと吸収が悪い。
そのため、各社が競争して低分子化しているが、低分子だと効果が落ちるというジレンマがある。
また、ヒアルロン酸は消耗が激しく、僅か1日で半減し、数日で完全に消滅する。
したがって、効果を得るためには高額なヒアルロン酸を毎日摂取する必要があリ、まさに、ヒアルロン酸地獄に陥るのだ。
まあ、日本にはお金持ちがたくさんいるので、どんどんお金を使って景気に貢献してもらいたいものだが、この分野では、ニーハオ共和国のシェアが高いので、国内景気刺激策となるかどうかは不明である。

さて、高齢化社会がここまで進むと、多くの人が健康を求めて健康書食品を購入するのも致し方ないかもしれない。
ただし、例えば膝や腰の根本治療は外科的な手法を用いるしかないということも現実なのだ。
単純な水抜手術から人工膝関節手術まで、この分野は思っている以上に進歩している。
勿論、保険が適用されるし、治療期間も短縮されてきている。
福島県立医科大学附属病院の菊地臣一氏などはこの分野では世界的トップドクターであるのだし、他のドクター達も最新の技術で治療してくれるだろう。
少なくとも、高額なサプリメントを長期間購入して効果が無かっても、健康食品業者は何の責任も取る必要はないのだし、健康食品関係に費やしている費用を冷静に集計すれば、医療機関を利用した場合の費用の何倍にもなっているのかも知れないのだ。

以上、グルコサミン、コンドロイチン、青汁など健康食品の悪口を散々書いてきたので、私の周りには健康食品業者からの刺客が送り込まれているかもしれない。
そいつらは、きっと深海ザメのかぶりものをして、サメの肝臓から抽出した重金属を私に投げてくるのだ。
グルグル膝廻し隊が、私の首をグルグル廻しに来るかもしれない。

そんな刺客たちに対抗するためには…。
そうだ。
体力を鍛える健康食品を探しておこう…。
posted by 8ちゃん at 10:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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