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2012年03月02日

ニセモノ大国 ニッポン

財務省が、平成23年度に税関が摘発した偽ブランドなどの知的財産侵害物品(ニセモノ)の概要を発表した。

出るわ。出るわ。

ニセモノとして税関で輸入を差し止めた品物は、合計で23,280件、品数は728,234点だそうだ。
毎日、約60件が違法輸入と認定され、毎日、約2,000点の偽物が通関できなかったのだ。
年間2万件という数字は5年連続だそうだが、勿論、これは税関職員がそれと気付いて摘発したもののみの件数であるから、税関をすり抜けて我が国に入っているニセモノの数は相当なものだろう。

ニセモノはどこから来るのか。

お察しのとおり、中国がダントツの1位である。
以下、香港、フィリピン、韓国と続くが、1位の中国のシェア(?)は91.2%であり、急増したといわれる2位の香港(考えればここも中国じゃん。)の3%を大きく引き離している。
男子100メートル競走に例えれば、香港の選手が陸上競技場に到着して、試合前の腹ごしらえに小龍包を注文した時点で、中国選手は、既にゴールして勝利インタビューを受けているくらいの差があるのだ。

かつて、ニセモノといえば韓国製が独走していたが、優秀な商品偽造者に国民栄誉パンダ賞を与えているという噂のある中国の前には歯が立たず、韓国製ニセモノのシェアは、平成19年(20%)、平成20年(12%)と中国に喰らいついてきたものの、昨年は遂に、香港やフィリピンの後塵を拝するという屈辱の4位で、シェアも1.9%まで落ち込むなど、日本の半導体メーカー並みにシェアが急落しているのだ。

ニセモノの内容も多種多彩だ。

最近の傾向では、スマートフォンの付属品やCDといったもの、ザックジャパンのユニフォームといった衣料が急増しており、中には、食堂が本業になったタニタの秤やYAMAHA製のスパークプラグまであるのだ。

輸入の手口も中国4000年の英知を絞ったもので、商品をバラバラに分解して、分からなくしたり、禁輸物を入れる外箱を全く別の商品の絵にしたりするのだ。
もっとも、中には、CHANELの文字を修正液で隠したものの、グレーの器に純白の修正液が目立ちすぎて見つかったファンデーションもあったようだ。
もっとも、堂々と(?)禁輸物を輸入してくるケースが一番多いらしく、これは、意匠等の一部をほんのちょっとだけ変えているのだ。
きっと税関の現場では、「本物とは別物やんけ。」とか「このEermèsがHermèsに見えるのは、アンタの目がおかしい。」とか税関の担当者に広東訛りの中国語でまくし立てているのだろう。

税関法では、輸出者や輸入者に対して、最高で10年以下の懲役や1000万円以下の罰金(併科あり)が課されるらしいが、告発や捜査当局への通告は全体の約0.2%の50件程度しかなく、違反者の「大したことないやん。」とか「今度はうまいことやったろ。」という「へこたれない根性」醸成に寄与しているのだ。

なお、これら没収されたニセモノは、税関の職員が横流ししないという前提で、全て廃棄されるのだそうだが、何となく勿体ない。
本物とウリふたつの精巧なもの(本物と寸分違わないものが、ニセモノというカテゴリーに入るのかどうかについては疑義があるが…。)は、本家の企業に時価の10分の1程度で買い取らせれば、調達原価はタダなので国も儲かって、企業もブランドの維持や製造コストの軽減が図れるし、消費者も廉価でブランド品が手に入る。
大岡越前守も顔負けの3方得なのだ。
歩合制にすれば、税関職員もより一層張り切って摘発するだろう。

そのうち、整形でそっくりさんとなった野田佳彦も輸入されて、中国製品以外の使用禁止と言った閣議決定をするかもしれない。
ただし、あのドジョウ顔については商標登録がないので、税関法違反とはならないのである。
posted by 8ちゃん at 13:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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