あなたのひと押しで第1位へ
コメントが、書き込みにくい場合は、下のFC2版からお願いします。

2012年03月06日

銃 口 (東京電力)

東京電力の株主が現・旧経営陣に対し、総額5兆5千億円の株主代表訴訟を起こした。
経営陣が安全対策を怠ったから、事故が発生し、会社・株主に損害を与えたということらしい。

経営陣に5兆円の支払い能力があるとは思えないが、勝訴したらかなり大きなカバンをもって取りに行くのだろう。
是非、お手伝いしたいものだ。

株主代表訴訟は損害賠償金の受取人が株主ではなく、会社であるから、訴訟に要する印紙代も「財産権上の請求でない請求に係る訴え」に該当する1万3千円を支払えば、いくらでも請求できるのだ。
これが、一般訴訟なら大変だ。
裁判所の印紙額一覧表では、1億円の損害賠償請求で320,000円の印紙額までは表にあるのだが、それ以上は「裁判所にお問い合わせください。」となっているのだ。
この比率で、5兆5千億円となると、すでに私の計算能力(手の指の数以上は「たくさん」の概念しかない。)や電卓の桁数を越えているので、未知の世界である。

訴訟代理人の河合弘之弁護士は、浜岡原発差し止め訴訟などの原告代理人を務めるなど、反原発派のリーダー的存在であるが、長者番付が発表されていた頃は、常に上位に顔を出していたお金持ち弁護士でもある。
1万3千円くらいは用意できるのだ。

勿論、東電の役員も責任限定契約を締結しているだろうが、故意・過失の場合は免責されない。
東電の役員は、大急ぎで、金の延べ板や霊能力者から購入した水晶玉、大事にとっておいたロマネコンティなどは愛人の家に隠さないといけない。
また、嫁とは協議離婚して、非課税の財産分与により、家や預金を安全に分割しておきたいものだ。
手許にも現金を残したいので、銀座のチーママに約束したホワイトディのバーキンはお預けだ。

長年、この世の春を謳歌してきた東電の役員や役員に天下りしていた経産省の役人などは、いい機会なので毎日不安な日々を送ればよいのだ。

世論も、何かと東電には厳しい。
枝野は国有化を迫って、東電の経営改善計画に首(どこにあるねん。)をタテに振らないし、東京都も電力料金の値上に噛み付いている。

しかし、間違えるな。

原発事故での悪党は、東電の金に擦り寄ってきた国や地方の政治屋や、天下り官僚、そして東電幹部なのだ。
原発利権で大儲けした土建屋もそうだ。
こんなヤツらと一緒にして、現在も放射能の危険に晒されながら、原発事故の処理に従事している従業員は、感謝されても責められる理由はない。

事故当時から、僅かな睡眠時間と僅かな食料、防護服のまま睡眠をとるといった日々が続いていたのだ。
東電社員だけでなく、東電の関係会社や協力会社の従業員、全国から動員された多くの作業員も同じだ。

これら、東電を下から支える人たちは、世間から謂れなき非難を浴び、給与を削減され、賞与は大幅にカットされても事故現場に張り付いて、放射能の危険と闘いながら、作業を続けている。
「同じ会社の社員だから同罪だ。」との意見もある。
確かに従業員の中にも労働組合の組織内国会議員を支援するだけの仕事しかしていないアホもいるし、発電所建設で地元業者と癒着してきた連中もいるだろう。

しかし、大多数の東電社員は被害者なのだ。
ここに銃口を向けてはいけない。
posted by 8ちゃん at 14:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事のランキングはこうなっています。⇒ひらめき
ご訪問、ありがとうございました。またのお越しをお待ち申しあげております。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。