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2012年03月07日

日本には金が落ちている。(在日本,金價下跌)

ジャスダック上場のセラーテムテクノロジー(4330)の役員3名が金融商品取引法違反(偽計)により逮捕された。
デジタルフォントやコンテンツ管理、地理情報システムで商売していた会社らしいが、この増資事件までは赤字続きの「上場しているだけの」会社であり、実態は良く分からない。

セラーテム社は、平成21年に、新たに株を発行して中国系の投資ファンドから15億円の資金を調達し、中国・北京にある北京誠信能環科技有限公司という環境関連企業の株式を取得して買収したと発表した。
ところが、実際には買収のための資金は調達しておらず、資金の代わりに自社の株の半分近くを中国企業側に渡して、交換で中国企業の株を取得していたというものだ。

今回のセラーテム社の逮捕劇で、同社と業務提携しているリミックスポイント(3825)やデジタルデザイン(4764)にも早晩、経営に重大な影響が出るだろう。
リミックス社の社長の吉川登は、元はセラーテム社の取締役だから緊密なのは当然として、デジタルデザインにとっては、過去に主要取引先で、架空循環取引で経営破綻したシステム開発会社のアイ・エックス・アイの痛手から立ち直りかけた矢先だけにショックは大きいだろう。

メディアの論調は、中国企業による裏上場だとか、中国による日本企業買収の新手口というものが主流だ。

いやいや、その程度の話じゃないだろう。

セラーテム社の株価はこの偽計買収の前は5,000円程度だったが、この発表後は、会社が新規事業計画と称する夢物語のような虚偽の経営計画などを発表して、株価はグングン上昇して、翌年には15万円にも化けたのだ。
この間、株式分割(5分割)があったものの、事件直前では3,000円程度に下落していて、今回の逮捕で遂に紙屑となるかもしれないのである。

捕まった代表者等の3人は、増資引き受けにより他の中国会社の株を3億円程度仕込んでいて、大儲けしただろうが、紙屑を高値で掴まされた投資家は災難だ。
なお、セラーテム社では、元取締役の宮永浩明(京大卒、丸紅出身)は帰化した中国人であるほか、社外取締役1人を除く常勤役員6人の半数が中国人であり、宮永を加えると中国出身者が過半数を占める。

もっと儲けたヤツがいる。

セラーテム社の偽計増資の割当先は、バージン諸島に所在することとなっている中国系のファンドである。
このファンドは、第三者割当の払い込み金額の13,420円で仕入れた株式を15万円で売り抜いて、計算できないくらいの大儲けをしたのだ。
しかも、増資代わり金は、一部を除いてくだんの北京誠信能環科技有限公司の株式で支払っているから、原価はタダみたいなものなのだ。
結局、儲かったのは中国の金持ち達である。

こんな話を最近は良く聞く。

東証マザース(当時)に上場していたアジア・メディア(上場廃止)は、バミューダを本籍とする中国企業だが、2007年に上場して、640円で2000万株、約128億円を日本人に売りまくって、日本人の懐から「円」を騙し取った後、社長の不祥事で上場廃止となっている。
金を集めるだけ集めて会社を潰すのだ。

「どうしてくれるんじゃー!」と株主(正確には紙屑主)が叫んでも、アジア・メディアの本社地はバミューダなので、株主代表訴訟は使えない。

同じくマザース上場の新華ファイナンス(9399)についていえば、2004年に東証マザースに上場したときの初値が163,000円で、2005年には439,000円まで上昇したものの、現在は、事業の大半を売却して、実質廃業状態である。
この企業は、新華社通信とは何の関係もないが、「新華」の名前に騙された客も多かったに違いない。

何故、こんな胡散臭い中国会社が簡単に上場できるのか。
日本人企業には鬼ほど厳しい上場基準が中国人には何故甘すぎるのか。

何か、政治屋が絡んでいるような気がするのは私だけだろうか。

かつて、知り合いの中国人が、米沢市の上杉公園を泳ぐ鯉を見てこう言った。
「食べ物が泳いでいる。これを獲らない日本人はバカだ。」

今、中国人は笑いながらこう言っているだろう。
「日本には、金が落ちている。」
posted by 8ちゃん at 14:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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