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2012年03月09日

魔女が暮らす国 (ルーマニア)

女子体操競技で、コマネチという選手がいた。
古い人なら、誰でも知っている有名人だが、少しだけ古い人でも、ビートたけしのギャグとして記憶があるだろう。
そのコマネチの母国がルーマニアである。
日本からは、チューリッヒ経由(乗り換え)で約9時間のフライトだが、日常会話においてルーマニアが話題に上がることはあまりない。

このルーマニア、現在でも魔女が暮らす国なのである。

昨年の暮れには、「呪い」で大金を儲けたとして有名な魔女が逮捕され、この魔女に関わった女優や政治家も出てきて大きな騒ぎとなっている。
逮捕された魔女は2人で、名前をメリッサ、バネッサというらしい。

おお、いかにも魔女らしい名前ではないか。

このメリッサ、バネッサは、テレビにも出演する売れっ子(?)魔女だったそうだが、彼女達に相談にきた人気女優から、ポルシェやマンションなど、4700万円の報酬を受け取った挙句に、関係を切ろうとした女優に対して、手下の男達を使って脅しをかけて(ここは自分の魔法でやらないところが奥ゆかしい)自殺に追い込んだというから、まさに悪魔のような、いや、魔女のような所業をしていたのだ。
また、この魔女達は、プロサッカーチームのオーナー夫人に、「あなたの夫の愛人が、あなたに呪いをかけているわ。」といって、呪い封じの代金、1000万円を支払わせたのだ。

このほかにも、2008年の大統領選挙の候補者であったジョアナ氏や、現役のブカレスト市長であるオプレスク氏も、彼等自身の選挙運動に、メリッサやバネッサの魔女的応援(どんなんやねん)を依頼していたというから、相当のスゴ腕魔女だったのだ。

ルーマニアには、現在でも魔女が確実に2000人以上いるらしい。
占い師と称する者の数を加えると数万人という説もあるのだ。
きっと、オセロ中島の霊能力者もルーマニア方面から、箒に乗ってやって来たに違いない。

この魔女達の「呪い関連ビジネス」は、経済規模もかなり大きくて、ルーマニア政府は、今年から、労働法を改正して魔女を職業区分に加えている(職種区分は「自由業」だそうな)。
また、魔女の所得について16%の課税を行うことも決定したのだ。
魔女が職業となることで、彼女達は役所に「魔女」として登録して営業許可を得る義務が課せられるし、健康保険や年金への加入も義務付けられた。
さらに、呪文料などをクライアントから頂いたときには、領収書を発行することが義務付けられている。

それだけではない。

占いなどが外れた場合は、罰金や懲役刑も準備されているというから、魔女にとってはエライこっちゃの大騒ぎなのである。

これに関して、大物魔女のBratara Buzea(読めない)は、「予言が外れるのはタロットカードの質の問題や、本当のことを言わない客のせいよ。」などと述べて反論している。

実は、この魔女課税、2010年の9月にも法案が国会に提出されたのだが、議員たちが呪いを恐れて否決したという歴史をもっているのだ。

課税などが決まったときの魔女達は、関係した官僚や議員を呪う祈祷を行ったそうだが、その成果があったかどうかについては、報道されていないので良く分からない。

前向きな魔女もいる。

31歳になる魔女のガブリエラ・チャンカーは、「占星術と霊界との接触」を取り扱う会社を設立したし、別の魔女であるRodicaは、自身のウェブサイトを開設して新規顧客の開拓を目指している。

さて、日本には魔女はいないのか。

日本では、魔女やそれに類するものとしては、イタコとかがやや近いような気もするが、箒には乗れないし……。
鬼嫁なら、推計2000万人は棲息していると思うのだが……。

この際、官房機密費で相場の何倍もの報酬を支払っても良いから、政府は、ルーマニアからスゴ腕の魔女を大量に呼んで、日本の経済、財政、そして政治の閉塞感を吹き飛ばすような呪文をかけてもらってはどうだろうか。
posted by 8ちゃん at 15:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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