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2012年03月13日

習近平さん気をつけて

財務省の忠犬、安住号が、13日の記者会見で、中国政府から中国国債の購入の許可を受けたので、今後、相場を見ながら650億元、約8860億円の中国国債を購入する意向を示したという。
為替介入ならコッソリやるのがセオリーだし、中国が日本の国債をバンバン買って大儲けしているのに、日本が中国の国債を買うときには、何故あいつらの許可がいるのか分からない。
とにかく、中国の一方的な大儲けを牽制するのが財務省の狙いだろう。
Mr.NODAが訪中時にKOKINちゃんやONKAちゃんに申し入れたものが実現するそうで、政府は、訪中の成果だと大威張りである。

大丈夫か。
あの国のことだから、ニセ国債を掴まされるのではないか。
償還期が近づいたら、突然、棄捐令なんかが出て、「借りた覚えはない。」とか、「償還は、天洋食品のギョーザで支払う。」とか言ってくるのじゃないかと心配するのだが…。

それはともかくとして、中国が今までのような確率変動的景気拡大を続けられるのだろうか。

多くの人が懸念するように、中国は日本の通ってきた道を辿るではないだろうか。

日本の景気が絶好調だったのは、1956年から1970年までの15年間で、この頃の平均成長率は、9.7%だ。
この率は、1990年から急成長した中国の成長率と全く同じである。
1990年以降の日本は、失われた20年という言葉のとおり、20年間で実質成長率1%名目成長率は0.4%なのである。

ところが、日本の就労人口1人当たりのGDPの伸び率は、世界でもダントツなのだ。
喜んではいけない。
急激な少子高齢化により、人口、特に就労人口が激減しているから、こんなややこしい数字になるのだ。

中国はどうか。

中国の高度成長を支えてきたのは、間違いなく潤沢かつ廉価な労働力である。
中国では、農村部である内陸部から沿海部へ労働力は尽きない泉のように流れ込んでいった。

その数、推計2億人。

その結果、いくら雇っても賃金が上がらないといった神話ができたのである。
この潤沢で廉価な労働力は、2002年に12兆元であった中国のGDPを10年間で、4倍の47兆元にまで急増させたのだ。
また、彼らの仕送りが内陸部においても消費拡大に寄与したのだ。

ところが、中国政府は、大陸中西部の振興に力を入れ出した。
それまで、沿海部に就職してきた農民達は、そこでは家を持てなかった。
中国政府が人口の集中を恐れて、住民票の取得を認めなかったのだ。

家が持てない沿海部よりも、家から通える中西部にも仕事はある。

中西部農村からの労働力の供給が途絶えた沿海部では、賃金の上昇が始まった。
労働力争奪戦である。

賃金の上昇は、内需拡大に繋がる面もあるので、一概に悪いことではないが、少なくとも中国沿海部の企業は(韓国がそうであったように)、毎年、賃金が15%〜20%上昇するという現実の前に、従来の低賃金に頼ってきた経営モデルを変更する必要に迫られているのだ。
ユニクロは、バングラディシュに生産拠点を移しつつあり、日本の各企業がミャンマーやベトナムにおいて現地工場を稼動させるなど、中国の賃金上昇は外国企業のポスト中国という現象も引き起こしているのだ。

特に、経済を牽引してきた中国国営企業は、重大な転換期を迎えて、許認可権における優遇という優位だけでは当面する問題に対処できないだろう。

リーマンショックにおける中国での金融緩和は、3年間で銀行等からの新規貸出だけでも25.2兆元(約308兆円)の巨額に達している。
借りているのは、地方国営企業が多い。
これらの地方国営企業は銀行などからの借入を事業収益により返済してきたわけではない。
私有地政策により、国有地を企業や小作人に売り渡して、その売却代金をもってこれらの返済に充てていたのだ。
しかしながら、私有地政策は一巡し、その収入は激減している。
銀行に返済が出来ず、不良債権が積みあがって、銀行はリスクを懸念して新規貸し出しに応じない。
どこかの国で見てきた風景ではないか。

人口も増えていない。
一人っ子政策もあって、中国における出生率は、実質的には1.4〜1.6で、日本と変わらない。
中国も少子化が進んでいるのだ。

中国はこの成長期に、高速道路・高速鉄道、移動通信などの全国体系整備により運輸交通・通信サービスが飛躍的に向上した。
また、金融サービスの発達により資本の調達・運用が容易化もした。

しかしながら、中国に今までと同じ高度成長を望むことは出来ない。
地価下落、金融不安といった日本が辿った道を中国も歩んでいかなければならないだろう。

次期主席が約束されている太子党のエース、習近平は、どんな手を打ってくるのだろうか。
posted by 8ちゃん at 17:31| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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