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2012年04月19日

尖閣列島

石原慎太郎東京都知事が、尖閣列島を買い取るというニュースは、予想通り中国が即時に反応をみせるなど、大きな話題になっている。
中国外交部の劉為民報道官は、17日、釣魚島問題について「釣魚島とその付属島嶼は古来中国固有の領土であり、中国が争う余地のない主権を有している。釣魚島とその付属島嶼に対する日本側のいかなる一方的措置も不法かつ無効である。」とのコメントを出している。

当面は、メディアを賑わすことだろう。

ところで、今回のことで、尖閣列島について知らないことが多いのだなと気付き、ちょっと調べてみた。

今回、石原知事がお買い上げしようとしているのは、尖閣諸島全8島のうち南小島、北小島及び魚釣島の3島である。
行政区域は、全島ともに沖縄県石垣市に属していて、
南小島 ⇒ 石垣市登野城2390番地 
北小島 ⇒ 石垣市登野城2391番地
魚釣島 ⇒ 石垣市登野城2392番地

こんな立派な住所、地番がついているのだ。
所有者は埼玉県大宮市に住む冠婚葬祭場経営、不動産賃貸業者の栗原國起氏で、この3島は、国(総務省)が栗原氏から有償賃借しているのだ。
賃借料は、年間約2,450万円で(魚釣島2,112万円、南小島188万円、北小島150万円)なお、近傍の久場島は在日米軍が摂取使用(有償)している。
面積は、3島合わせて約5平方キロメートル程度で、東京都千代田区の約半分である。

これらの島は、長らく無人島であったものが、福岡県八女郡の古賀辰四郎氏が1896年に国から30年間の無償貸与を受け、1932年に辰四郎氏の長男である善次氏が、当時の価格15,000円で払い下げを受けている。
現在の価格だと2,500万円くらいだろうか。

その後、1972年に前述の栗原氏が、魚釣島を除く2島を古賀家から購入し、1978年には魚釣島も購入しているが、このときの価格は4,600万円であったといわれている。
これは、古賀善次・花子夫妻には子供がいなかったためではないかともいわれているが、真相は不明である。

少なくとも、国は、1896年に古賀氏に対して、島を無償貸与したのだから、当時の政府はこれらの島が日本領土であることを認識していたのだろう。
その背景には、1896年には、日清戦争が日本の勝利に終わり、清国との領土問題に一定の区切りがついたものと推認される。
実際、日本は尖閣列島を領土として沖縄県に編入したのは、1895年である。

この島を巡っては、日本政府は、上記観点もあって、固有の領土権を主張しており、中国も明時代に著された『順風相送』という書物に「釣魚台」の文字があるなどと、歴史的経緯に基づく所有権を主張している。
一方、台湾は、尖閣諸島が物理的に石垣島よりも台湾に近いことから、国際法上、尖閣諸島は台湾島に付属する諸島のひとつであると主張している。

このような問題は、歴史的事実の主張がぶつかり合うのだが、歴史を何処まで遡ってもきりがない。
13世紀のモンゴル帝国の時代まで遡れば、中東地区までアジア大陸は中国だし、ローマ帝国の時代だと欧州は全部イアリアのものだ。

尖閣諸島海域では、緊張の中、毎日漁が行われている。
勿論、日本の領土であってほしいと思うのだが、武力衝突による犠牲者の発生は絶対に避けなければならない。
posted by 8ちゃん at 15:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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