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2012年05月17日

金環日食

5月21日の朝、日本のかなり広い地域で金環日食がみられる。
気になる当日の天気予報は、今のところ沖縄で残念な雨が降りそうだが、その他の地域は少なくとも雨ではないようだ。

日食は、神秘的な天文ショーである。
遠い昔、卑弥呼の時代から、天文学により計算された日食を利用して、「太陽を消すことができる」術者が畏敬の目で見られたという記録が残っている。
特に壮大なのは、天照大神が天岩戸に隠れた日食だろう。

古事記と日本書紀では少しストーリーが異なるが、スサノヲの狼藉を嘆いた太陽神、天照大神が岩戸に隠れたため、世界が暗闇に包まれた話である。
この結末は、アメノウズメやタヂカラオの活躍で事なきを得るのだが、天の織女を1名死亡させたこの事件の加害者であるスサノヲへの罰は、高天原からの追放と、髭、爪を切るという、軽いのか、重いのか良くわからない罰だったらしい。

さて、今回の日食である。
学校などでは集団での観察をしないところが多いらしい。
学校主導なら、全員に遮光板を持たせる必要があるし、事故があったときのリスクを蒙るのがイヤなのだろう。
日食が始まる6時すぎ(ピークは7時半頃)の出勤を教員達が嫌がったのかもしれない。
モンスターペアレンツなんかが、教員を萎縮させている現実もあるので、どちらが悪いなどとは考えないことにしよう。

家で見ればいいのだ。
通学途中は危ないので、その日の授業開始を2時間くらい遅らせればいいのだ。
勉強は机に向かわなくても出来る。

東京で173年ぶり、大阪では何と282年ぶりの金環日食である。
名古屋、岐阜は932年も金環日食がなかったのだ。
次回の金環日食は、最も早い北海道でも18年後である。
水戸、前橋、宇都宮では374年後である。
青森市なんか今回の金環日食は完全には見られず、前回が986年前なのに、次に見れるのが219年後なのである。
もうこれくらいになると、いくら健康に留意しても誰も生きてはいない。

日食に目を奪われて、児童の列に突っ込む運転手が出てこないことを祈りたい。
posted by 8ちゃん at 11:12| Comment(21) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

ラブホテル

広島県福山市西桜町のプリンスという名のラブホテル(最近ではファッションホテルというらしいが)の火災で死亡した7名の身元が確認されたらしい。
身元の確認は出来たものの、警察は「ホテルの特殊性から公表できない。」としている。
「特殊性ってなんやねん。」というツッコミを入れたくもなるが、確かに、名前が出るのはちょっと恥ずかしいか。

ただし、ラブホテルと普通のホテルを区別するルールはあるのだろうか。

このホテルは、福山市西部の住宅街に位置していて、目の前は児童公園である。
風俗営業法や各県の条例では、普通、児童公園の200メートル以内に風俗施設は建設できない。
このホテルは相当古いので、風営法が改正される前の建設か、ビジネスホテルを建てるなどとウソの申請をして、許可があった後に施設に手を加えたのかもしれない。
実際、ウソの申請で風営法の規制を逃れている例は多いらしい。

役人「ビジネスホテルにしては、ネオンがケバ過ぎへんか。」
ホテル側「防犯のため、明るい街づくりを目指しております。」
役人「ベッド廻るやんか。」
ホテル側「はい。お子様にもお楽しみいただけます。」

こんなやりとりがあったかどうかは知らないし、経緯は何であれ、消防署や福山市の建築主事なんかはこのホテルの実態を知っていただろうから、報道されているように防火上の不備も早くからわかっていたのだろう。
今後、ホテル経営者とともに、行政当局も刑事、民事の責任が問われるのだろうが、被害者には中国籍の方が多いらしいので、損害賠償金を巡って、民事法廷での喧騒が今から聞こえてきそうだ。

さて、ラブホテルとは何か。

何にでも定義をつけるのが得意なこの国の役人が決めたルールによると、ラブホテルは、風営法では「店舗型性風俗特殊営業」に属して、「専ら異性を同伴する客の宿泊(休憩を含む)の用に供する政令で定める施設(政令で定める構造又は設備を有する個室を設けるものに限る。)を設け、当該施設を当該宿泊に利用させる営業」(風営法第2条第6項4号)ということらしい。

何のこっちゃ良くわからんが「政令で定める」というのは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令」という政令らしい。
この政令によれば、ラブホテルの施設とは、個室があって、休憩料金の表示があって、出入り口が人目につかず、従業員に顔を見られずに鍵を受け取れるものらしい。
また、客の使用する自動車の車庫が通常その客の宿泊に供される個室に接続する構造であるものや、ほかには、動力により振動し又は回転するベッド、横臥している人の姿態を映すために設けられた特定用途鏡で面積が一平方メートル以上のもの又は二以上の特定用途鏡でそれらの面積の合計が一平方メートル以上のものその他専ら異性を同伴する客の性的好奇心に応ずるため設けられた設備……。

鏡の面積が風俗と何の関係があるか説明してもらいたいものだが、こんなアホらしい文書をまじめな顔をして書いていた公務員に給料を支払ってもいいのかどうか考えてしまうのだ。
ケチをつける訳ではないが、「専ら異性を同伴」するのだから、マツコやミッツ・マングローブの場合はどうするのだろうかと悩むところだし、シティホテルも、宿泊や休憩を目的に作られたものなので、異性と入ったホテルオークラに、一平方メートル以上の鏡がついていた場合は、ラブホテルオーオクラと呼んでもいいのかもしれない。

重要なのは、ものごとを風営法制定の趣旨・目的に照らして考えることだ。
ラブホテルを四角四面に規制するヒマがあるのなら、出会い系サイトや猥褻なHP、ブログを子供達が自由に利用できる状況を規制するほうが、もっと重要なのだ。

ただ、このブログが「下品」という理由で規制されるのだけはご勘弁を…。
posted by 8ちゃん at 14:05| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

沖縄復帰40年

今日、2012年5月15日は沖縄が日本に復帰して40年となる日である。
宜野湾市では、野田首相も参加した記念式典が行われている。

140万人が暮らし、離島も含めて2,276平方キロの南の島は、日本や中国、そしてアメリカといった外国からの蹂躙に耐え続けてきた歴史をもった島である。

1429年というから、日本では室町幕府のころ、琉球では、南山王国という豪族を尚巴志が倒して琉球王国を建てた。
最盛期には奄美まで支配下に治めた人口17万人の美しい国は、中国や日本との中継貿易などで独自の文化を築いてきた。
平和な琉球王国に薩摩が突然攻め入ったのは、1609年である。
関が原で西軍に加担した後、家康との交渉で領土を保持した薩摩藩は、1609年3月、琉球王国に3000の軍をもって、攻め入り、徒手徒拳の琉球王国の民を制圧して、4月には首里城を落として、琉球王国を薩摩の属国としたのだ。

その時、奄美諸島は薩摩藩が直轄領としたが、それでも、琉球王国は独立したひとつの国家として生き延びた。
しかし、1872年、新しく生まれた明治政府は琉球王国を強制的に廃止して、琉球藩としたのだ。
そして、1879年4月4日に、明治政府は、琉球に軍隊と警官を送り込み、琉球藩の廃止を勝手に宣言して、鹿児島県に編入後、沖縄県としてしまったのだ。
このとき、琉球王朝の一部は中国(清)に亡命している。

そして、第二次世界大戦。

南方戦線での惨敗により、日本の敗戦が決定的となっても、首相であった鈴木貫太郎などの講和に向けた動きを日本軍部は無視、「神洲不敗」を信奉する軍の強硬派は本土決戦を唱えていたのだ。

本土決戦をするためには準備が要る。

軍部は、連合国軍の本土侵攻を遅延させ、その間、本土決戦の準備を確立するために「帝國陸海軍作戦計画大網」というものを1945年の1月に作って、本土決戦への準備が進められていくことになる。
この作戦に沖縄の悲劇が予約されるのだ。

作戦では、千島列島、小笠原諸島、南西諸島の沖縄本島以南、台湾などの地域に連合国軍が侵攻してきた場合、「出来る限り抗戦して敵の出血を図りつつ、本土の軍備を整える時間を稼ぐ」ということが明記されている。
つまり、沖縄戦は、日本本土で大決戦を行うための「時間稼ぎ」であり、生贄なのである。
1943年9月にはイタリアが降伏し、1945年5月にはドイツが降伏している。
明日のない戦いの中で、沖縄を犠牲にしてまでも自分達の戦争責任を回避しようとした連中がいるのだ。

そんな、軍部の計画通り、沖縄戦は1945年3月26日から6月20日までに、アメリカ軍の砲弾271万発、手榴弾40万発、機関銃3000万発を沖縄の市民に撃ち込んだ戦いが続けられたのだ。

日本人死者・行方不明者は188,136人で、沖縄出身者が122,228人、そのうち94,000人が民間人という悲惨な戦いの中には、アメリカ軍による婦女子への陵辱が10000件以上確認されているほか、日本軍がスパイの言いがかりをつけて殺した沖縄市民の数は1000人を超えている。

40年前、佐藤栄作首相が沖縄返還の式典で、万歳をしている傍ら、屋良朝苗沖縄県知事は、複雑な表情でそれを眺めていた。
本土復帰といっても、基地はそのまま、沖縄県の20%は県行政の及ばない治外法権のままだ。
核兵器の沖縄への持込やアメリカ軍への費用負担の密約も、今になって、初めて明らかにされている。

米軍基地が沖縄に集中することへの毎日新聞のアンケートでは、沖縄県民の80%以上が反対を表明しているのに、本土の住民のうち、反対しているのは30%だ。
これが同じ国民への回答だろうか。

琉球王国、沖縄は今でも日本の属国なのか。
posted by 8ちゃん at 16:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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