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2012年05月16日

ラブホテル

広島県福山市西桜町のプリンスという名のラブホテル(最近ではファッションホテルというらしいが)の火災で死亡した7名の身元が確認されたらしい。
身元の確認は出来たものの、警察は「ホテルの特殊性から公表できない。」としている。
「特殊性ってなんやねん。」というツッコミを入れたくもなるが、確かに、名前が出るのはちょっと恥ずかしいか。

ただし、ラブホテルと普通のホテルを区別するルールはあるのだろうか。

このホテルは、福山市西部の住宅街に位置していて、目の前は児童公園である。
風俗営業法や各県の条例では、普通、児童公園の200メートル以内に風俗施設は建設できない。
このホテルは相当古いので、風営法が改正される前の建設か、ビジネスホテルを建てるなどとウソの申請をして、許可があった後に施設に手を加えたのかもしれない。
実際、ウソの申請で風営法の規制を逃れている例は多いらしい。

役人「ビジネスホテルにしては、ネオンがケバ過ぎへんか。」
ホテル側「防犯のため、明るい街づくりを目指しております。」
役人「ベッド廻るやんか。」
ホテル側「はい。お子様にもお楽しみいただけます。」

こんなやりとりがあったかどうかは知らないし、経緯は何であれ、消防署や福山市の建築主事なんかはこのホテルの実態を知っていただろうから、報道されているように防火上の不備も早くからわかっていたのだろう。
今後、ホテル経営者とともに、行政当局も刑事、民事の責任が問われるのだろうが、被害者には中国籍の方が多いらしいので、損害賠償金を巡って、民事法廷での喧騒が今から聞こえてきそうだ。

さて、ラブホテルとは何か。

何にでも定義をつけるのが得意なこの国の役人が決めたルールによると、ラブホテルは、風営法では「店舗型性風俗特殊営業」に属して、「専ら異性を同伴する客の宿泊(休憩を含む)の用に供する政令で定める施設(政令で定める構造又は設備を有する個室を設けるものに限る。)を設け、当該施設を当該宿泊に利用させる営業」(風営法第2条第6項4号)ということらしい。

何のこっちゃ良くわからんが「政令で定める」というのは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令」という政令らしい。
この政令によれば、ラブホテルの施設とは、個室があって、休憩料金の表示があって、出入り口が人目につかず、従業員に顔を見られずに鍵を受け取れるものらしい。
また、客の使用する自動車の車庫が通常その客の宿泊に供される個室に接続する構造であるものや、ほかには、動力により振動し又は回転するベッド、横臥している人の姿態を映すために設けられた特定用途鏡で面積が一平方メートル以上のもの又は二以上の特定用途鏡でそれらの面積の合計が一平方メートル以上のものその他専ら異性を同伴する客の性的好奇心に応ずるため設けられた設備……。

鏡の面積が風俗と何の関係があるか説明してもらいたいものだが、こんなアホらしい文書をまじめな顔をして書いていた公務員に給料を支払ってもいいのかどうか考えてしまうのだ。
ケチをつける訳ではないが、「専ら異性を同伴」するのだから、マツコやミッツ・マングローブの場合はどうするのだろうかと悩むところだし、シティホテルも、宿泊や休憩を目的に作られたものなので、異性と入ったホテルオークラに、一平方メートル以上の鏡がついていた場合は、ラブホテルオーオクラと呼んでもいいのかもしれない。

重要なのは、ものごとを風営法制定の趣旨・目的に照らして考えることだ。
ラブホテルを四角四面に規制するヒマがあるのなら、出会い系サイトや猥褻なHP、ブログを子供達が自由に利用できる状況を規制するほうが、もっと重要なのだ。

ただ、このブログが「下品」という理由で規制されるのだけはご勘弁を…。
posted by 8ちゃん at 14:05| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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