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2012年05月22日

福岡市 禁酒令

福岡市で、職員に自宅以外での飲酒を1カ月間禁じる「禁酒令」が発令された。
飲酒による不祥事が相次いでいる福岡市長が、業を煮やして決定したらしい。
きっと、この市長は酒を飲まないのだろう。

天神あたりの飲み屋さんは、「そげな話聞いとらんばい」と大騒ぎである。

市役所の職員は、客単価もまあまあだし、踏み倒されることもないし、民間企業が勤務中の5時過ぎには、毎夜、毎夜、仲間とやってきて売上に協力してくれるのだ。
こんないい客が1ヶ月間来ないのだから、飲み屋は死活問題である。
そのうち、損害賠償請求などが起こるかもしれない。

福岡市職員による飲酒による事件・事故は、確かにここ何ヶ月か続いており、2月に消防署の職員が酒を飲んで、車を盗んで運転したり、今月も酔った職員がタクシーの運転手を「ぼてくりこかし(殴って)」ている。
この職員は、ビールをジョッキで3杯飲んだと供述しているtらしいが、ビール3杯でこれだけ酔うことはないだろうから、ジョッキで飲んだのは焼酎だったのかもしれない。
次々と発生する不祥事に、福岡の市民からは「どげんなっとーとや」とのお叱りの声も多々寄せられているのだろう。
当然、市職員の綱紀粛正が求めれる。

この命令を出したのは、1974年生まれ、九州朝日放送出身の高島宗一郎市長である。2010年に史上最年少の36歳で市長に当選した高島市長は、民主党推薦の現職市長を破った自公の推薦候補だ。
最近、震災の瓦礫処理受け入れを断った市長でもある。
高島市長は「1カ月ぐらい外で飲まなくても、家で飲めれば十分だ。」という。

さて、この「市長命令」に違反した場合は、地方公務員法のどの条項で罰するのだろうか。職務命令義務違反だろうか。
「家でしか酒を飲んではいけない」という命令が職務命令になるのかどうかは、極めて疑わしい。
本来、職務命令は、
@ 権限ある上司の命令であること
A 命令を受ける職員の職務に関するものであること
B 内容が法律上又は事実上実行不能なものでないこと
とされているので、@は、市長だから問題はないが、「勤務時間外も自宅以外で酒を飲むことを禁止する」ことと、Aの「職務」の関係はなさそうだし、勤務時間外に職務権限が及ぶかどうかの入り口論もある。
市長もどうやら職務命令としては無効かもしれないと気付いたようで、この命令は、「要請」として、幹部から各職員に伝えたようだ。
穿った見方をすれば、職員が不祥事を起こした場合の管理責任の追及に対して、飲酒禁止を命令することで、「またやりましたか。だから私は、外で酒を飲むなと注意してたんですよ。」などど、アリバイを作ったのかもしれない。

1万8000人も職員がいたら、中にはおかしなヤツもいるだろう。
大阪市なんか、100人の背中に昇り竜や唐獅子牡丹があるのだ。
ただし、この1万8000人の個人消費が福岡の町からなくなる影響も少なくはないはずだ。
この福岡市職員の何割かが、福岡の夜の街から消えて、家で酒を飲むらしいが、酒を飲んで、事件を起こす輩は、自宅で飲んでも何かやりそうだし、大多数のまじめな福岡市職員が可愛そうな気がするのだが…。

こんな、荒療治をしなくてはならないほど、公務員の理性や常識が壊れているという事実は悲しいが、それ以上に悲しいのは、橋下大阪市長の労働組合アンケートも含め、このような短絡的な思考による解決方法しか思いつかない政治屋の頭の悪さだ。
posted by 8ちゃん at 13:55| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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