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2012年06月15日

政治屋たちの夏

オウム事件最後の逃走者である橋克也容疑者が逮捕された。
菊池直子とど同様に市民の通報が逮捕のきっかけだ。
これで、オウム事件特別手配の19人が全員逮捕されたことになる。
逮捕容疑は、麻原彰晃らと共謀した地下鉄サリン事件や目黒公証役場事務長に対する逮捕監禁致死事件及び東京都庁郵便物爆弾事件などである。
橋容疑者がこれらの事件にどのような形で係わったかにより、量刑は相当の開差が見込まれるが、いずれにしても、サリン事件など、事件の真相が殆どわからないままのものは、その究明が必要である。

世間の目が橋容疑者の逮捕に向かっている中、消費税法案の修正について、民主党と自民党が大筋での合意に至ったようである。
これにあわせて橋容疑者を逮捕したのではないかと疑われるくらいのタイミングだ。

結局、民主党がほぼ全面降伏という形での合意である。
極論すれば、社会保障のあり方という大きなビジョンは棚上げして、消費税だけを先行して引き上げる内容だ。
何に使用するかは後で考えるが、増税だけはしておこうということなのだ。
これから、21日の本会議での議決に向けて、小沢派や自民党内の一部の動きが焦点になるのだろうが、仮に造反が100名近く出ても、法案は可決されるだろう。
これに合わせたように、安物の週刊誌は小沢や腹心議員の田中美絵子議員のスキャンダルを流しているが、これは仙石由人あたりの仕掛けだろう。

アホ議員どもの頭の中は、既に国会閉幕後の政局へと移っており、今後は、セレモニー化した公聴会の手続きを経て、法案は、参議院へ回される。
それにしても、重要法案といいながら、この法案が国会の場で議論された時間は殆どない。
国会質疑の内容は、密室で行う修正協議へのプロローグといった位置づけであり、その密室協議にすらお呼びがかからなかった他の政党は、議員会館で、オセロか将棋でもしていたのだろうか。

これで、2014年から消費税は8%となり、2015年からは10%である。
消費税率が高いとか低いとかの問題ではない。
我々が住む日本という国が、税と言う名の大金を委ねるに値する国なのか。
委嘱に値する議員がいる国なのか。
選挙制度があっても、この立候補者の中から議員を選ばざるをえないのだ。
ドジョウとゾウリムとフンコロガシが連記された中から、誰を選べばよいというのか。
次回の総選挙では、是非、「該当者なし」という欄を設けていただいきたいものだ。

野田と谷垣の間に解散の「指切りげんまん」がなければ、国会は延長なしで閉幕して、国会議員は長い長い夏休みだ。
5月の連休に行かなかった議員は、お待ちかねの「外遊」という名の国費を使ったバカンスも待っている。
飛行機はビジネスクラスだし、ホテルも一流が用意されるこの「外遊」の予算は、2011年度が4億5千万円と聞いて、その金額の多さにびっくりしていたら、2012年度はなんと、4.5倍の20億円がこっそり計上されているのだ。
この「外遊」だけは、やめようと言い出す議員は、自民党から共産党までひとりもいない。
コイツら議員が海外旅行をするため、各国の大使館や領事館の職員は夏休みが取れないのだが、それ以上に、日本の恥部を海外に輸出するようで辛い。

震災、原発、節電、消費税、怒り、諦め
いくつもの思いを乗せて、今年も夏が来る。
posted by 8ちゃん at 16:42| Comment(22) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月13日

軽減税率

消費税国会は、来週21日の本会議で消費税率引上法案を議決するために、今週金曜日(15日)に修正後の法案を閣議決定するため、民主党が自民、公明両党になりふり構わぬにじり寄りを見せている。
民主党は、もはや「政策は消費税率引上げのみ」といった姿勢で、幼稚園と保育所の統合や最低保証年金制度など、マニュフェストに威勢よく「やります。」と記載した政策を殆ど放棄するといった姿勢だ。
もはや、こうなると、
「ダーリン〜。私の姓を名乗ってくれたら、婚姻届に判子押してもいいのよぉ〜ん。」
「よっしゃ。よっしゃ。何でも言うこと聞くでー。」
「小沢いっちゃんとか言うブサイクな彼女とは、きっぱり別れたの?」
「ああ、昔、付き合ってたけど、最近は、電話もしてへんで。」
きっと、最後には解散総選挙の日程まで自公が決めるのではないだろうか。

だいたい、修正協議って何だ。
沢山ある政党のうち、3党だけで、しかも密室で日本の大問題を決めてしまうこと自体、異常とは思わないのか。
意見があるなら、記録も中継もある国会の場で堂々と行えばよいのだ。
確かに、国会議員の顔などという嫌悪物を食事時などにメディアに流すのは、放送倫理上の問題どころか、刑事事件の嫌疑もあるが、幸い、国民の多くは先日の金環日食で、観察用のメガネを購入している。
興石東、亀井静香、片山さつきなどの顔がアップになっても、このメガネで何とか耐えられるのだ。

さて、そのアホらしい修正協議では、消費税に関する軽減税率の取捨が話題になっているらしい。

消費税が所得に関係なく誰にでも課税されることから、年収1億円の人と年収200万円の人が1年間に同じものを買ったとしたら(そんなことはないが…)、支払消費税額が同じになり、例えば支払い消費税額が20万円なら、消費税の負担率は、次のとおりとなる。
年収1億円の人   20万円÷1億円=0.2%
年収200万円の人 20万円÷200万円=10%
結果、所得の低い人のほうが高負担率になるので、これを解消するために、例えば、ベンツやBMWには消費税を10%賦課するが、生活に必要な米やパンには消費税を課さない、または、5%に軽減するといった方式だ。

一見、良さそうな方法だし、たしかに、ちゃんと運用すれば効果も期待できるだろう。
ただし、実際に軽減税率を実施している国ではおかしな現象も起こっている。

ドイツでは、外食は贅沢との考えから、外食費には19%の消費税がかかるが、家で食べる食品は7%だ。
これを、品物で分類したため、ミネラルウォーターは外で飲むという印象から19%だが、牛乳はどこで飲んでも7%である。

イギリスは、もっとすごいことになっている。
イギリスではクッキーにチョコレートがついていれば、それは贅沢品として、消費税が17.5%課税されるが、チョコレートがなければ非課税だ。
クッキー生地にチョコが練りこんであったらどうするのかといった、複雑な問題については、ロンドンの「バラの庭」に住む友人に聞いてみたい。

カナダもややこしい。
ドーナッツを買うとき、5個以下の購入は消費税が5%課税されるが、6個以上だと非課税なのだ。
ドーナッツを6個も買う人は家にもって帰るので、「食料品」なのだそうだ。
どこで食べようが、ワシの勝手やろ。

このほかにも、キャビアに19.6%の消費税をかけるフランスは、トリュフとフォアグラは何故か5.5%なのだ。
キャビアはロシアからの輸入だが、トリュフとフォアグラはフランス国内業者の保護のためらしい。

このように、軽減税率では「課税されるもの」「課税が低く抑えられるもの」「課税されないもの」の区分が問題になるのだ。
何故、問題になるのかと言うと、自社の製品だけは課税しないでくれと言う、業界が国会議員を総動員して攻勢をかけてくるからだ。
それを捌く役人どもも、自身の天下り先を確保するために、業界に「恩」を売っておくのだ。
先ほどの、フランスのトリュフやフォアグラ業界の背後には、強力な政治圧力団体が動いたのは有名な話だ。

それなら、国民全員に個別認識カードを作って、その人の所得を捕捉した上で、所得に合った税率を賦課してはどうか。
カードには暗証番号や指紋識別機能と写真をつければ、偽造や他人のカードでの買い物も防げるだろう。
これなら、年間所得が300万円の人が、4本で198円の魚肉ソーセージを買ったら、消費税はかからないが、所得1億円の人が、同じ魚肉ソーセージを買ったら(買わないと思うが…。)、消費税は1000円くらい取ってやればよいのだ。

こんなことを言うと、必ず、いろんな方面から、個別認識カードは個人情報の漏洩の問題があるなどと、クレームが入るのだ。

アホか。

そんなことを言うヤツの財布の中を見てみろ。
ポンタかナナコか知らんが、ありとあらゆるカードが山ほど入っているだろう。
このカードには所得どころか、銀行口座まで入力されているものが多いのだ。
ポイントをためるためかどうか知らんが゙、個人情報が「どーの、こーの」と言うのなら、こんなに沢山のカードはいらないだろう。

新聞各紙の論評も、軽減税率には賛成するものが多い。
ただし、各紙とも最後には必ず、「新聞は非課税とすべきだ。」と書いてあるのだ。


posted by 8ちゃん at 16:28| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月12日

消えていく風景 〜露店〜

今年の祇園祭では、露店の数を制限すると、京都府警が決めたらしい。
何も決められない日本の行政だが、こんなことはいきなり決めるのには驚くが、理由は祭りの雑踏防止だそうである。
事故でも起こったら、明石の花火大会事故のように責任を取らされるのを恐れたのか。

子供の頃、誰もが祭りを楽しみにしていた。
子供にとって、祭りの趣旨などはあまり重要ではないが、露店、屋台の楽しさが祭りのすべてと言っても良かったのだ。

たこ焼き、綿菓子、金魚すくい リンゴ飴、天津甘栗、ベビーカステラ、お面、くじ引きなど、小遣いのある限り、買ったり遊んだりしたものだ。
ひよこなんかを買って帰って、親に叱られた経験をもつ者も多いだろう。
私など、金魚を大量にすくって、密かに家の井戸(当時は神聖な場所)で飼っていたのが親に露見して、それはもう、エライ目にあったのだ。
最近流行の児童虐待防止用の「こどもダイヤル」とかがあったら、涙ながらに訴えたところだが、他に余罪も多く、担当者から「自業自得じゃ」とか何とか言いそうなので、やめておく。

その露店が祭りから姿を消しつつある。

暴力団排除の流れの中で、暴力団の資金源となる可能性があるという理屈らしいのだが、露天商は正業だ。
暴力団員に対して、「真っ当な仕事をしなさい。」と言っておきながら、それを邪魔するのか。
今後は、暴力団のシノギがますます地下に潜っていく方が心配だ。

現在においては、昔のように暴力団と露天商、的屋の明確な区分が曖昧になってきている。
構成員1400名、日本最大の的屋組織である極東会は、指定暴力団である。
東京都台東区寿に本拠を置く八代目飯島会は、純粋な的屋だと思うのだが、警察の呼び方は、的屋系暴力団である。

確かに、的屋と暴力団との間で、抗争も起こるし、的屋のにいちゃんの中には、風貌だけで十分逮捕できそうな怖い顔もある。
ただし、今でもフーテンの寅さんのように、全国の庭場(祭り会場)を旅する的屋も実際にいるし、その殆どはどこの盃も受けていない。

その的屋を祭りから締め出すところが多くなっている。
その影響だろうか、昨年の9月には西日本最大の的屋組織で、大阪市西成区の六代目山口組直若の小車誠会が除籍、解散となっている。
この小車誠会の店で売っていたベビーカステラは、私の評価では日本一であった。
そのままでも、勿論、冷めても味が落ちないのだ。
最近見かけないと思っていたら解散していたのか。

露店は平安時代から、その原型があったらしい。
いわば、日本の文化的遺産なのだ。
同じ文化的遺産なのに、的屋が、歌舞伎のように庇護されないのはどういうわけだ。
暴力が付きまとうというのなら、市川海老蔵のほうが、よほどタチが悪いのではないか。

これから、夏祭りの季節。
露店のない祭りなど、実につまらないだろう。
小さな祭りでは、清く正しいPTAのおばちゃん達が、露店らしきものを出すケースもあるが、予め配布したたこ焼き券や綿菓子券と商品を交換するのが殆どだ。
金魚すくいの「ポイ」にいたっては、やたら丈夫で、いつまでも破れなかったりするのだ。

小遣いを握り締めて、その範囲で買い物をしたり、くじ引きやカタ抜きでは、子供と的屋の真剣勝負があった。
その真剣さが、子供に経済システムや勝負勘(どこで使うねん)を教えてきたのだ。

麦わら帽子は もう消えた
たんぼの蛙は もう消えた
それでも待ってる 夏休み
… …
西瓜を食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ひまわり 夕立 せみの声

露店だけではなく、吉田拓郎の「夏休み」の歌詞にある風景が、どんどんなくなっていく。
posted by 8ちゃん at 17:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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