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2012年07月09日

大津市中学生いじめ死亡事件

滋賀県大津市において、陰湿ないじめが原因と見られる中学生の死亡事件が起こった。
自殺なのか他殺なのかも含め、捜査当局の対応に関心が集まっている。

事件が報道されると、ネット上では、いじめ実行犯の実名、転向先、親の職業、勤務先などが、次々と明らかにされるという異常な状況になっている。
実際のいじめの内容らしきものも掲載されているが、書くことをためらうほど陰湿かつ凄惨なものだったようだ。

この事件での問題点は2つ。

ひとつは、このいじめに関して学校側が、それに対応するのではなく、隠蔽を図るなど、教育現場の体質の問題である。
担当教諭がこのいじめを把握していながら、何等の対応をも取らなかったり、学校が生徒に対して、この問題について緘口令を強要した可能性が高いなど、被害者側から見れば、学校も共同正犯と思わざるを得ない行為が行われた可能性があるのだ。

さらに、いじめ側の父兄がPTAの有力者であったり、親族に警察関係者がいたことで、圧力による問題の隠蔽が行われていたという指摘もある。
これらが事実なら、まさに犯罪行為であり、厳正な処罰が求められるだろう。
現時点においても、大津署がこの事件の告訴を取り上げないのは大問題だ。

2つめは、これらの加害者や父兄に関する情報が、驚くべき速さでネット上を駆け巡っていることだ。
これらの情報は殆ど、いじめ側を糾弾する内容だ。
真相が確定しない段階で、ネット上では判決が下ろされているのだ。
今日の情報では、加害者中学生の顔写真まで掲示されており、仮に事実と異なる風聞に基づいて、加害者に対する人権侵害が行われているのであれば、これは大きな問題だ。

この事件は、大津市教育委員会が昨年暮れ、中学生の死といじめには関連性がないとして、調査を打ち切ったことから、被害者の親が加害者とされる生徒の父兄や大津市を相手に損害賠償請求訴訟を提起したことで、注目を浴びたものだ。

「いじめがあったか。」という学校が実施したアンケートに対し、生徒15名がいじめの存在やその具体的な手口を回答したものの、教育委員会の判断は、いじめと自殺の相関性は認められないというものであった。

屋上から落下した姿勢が不自然であったにも拘らず、「自殺」と判断したことや、仮に自殺であったとしても、いじめとの相関性をどのように判断したのか、全く見えてこない大津市教育委員会の判断は非難されて当然だ。

この問題の最終的な決着は、事実関係の調査しかない。
少なくとも、アンケートには15名が、いじめが存在したことを認めているのだから、いじめがあったことを前提に今後は、捜査当局が透明性のある厳正な捜査をすべきだろう。
日本の捜査当局が得意な「操作」ではなく、「捜査」をしてほしいものだ。

いじめと自殺の因果関係を否定した大津市教育委員会は、訴訟においてもその見解を変えていない。
大津市側の弁護士は、原告である被害者の父親に「誰が、いつ、どこで、どのようないじめを目撃し放置したか示せ。」と主張しているという。
つまり、アンケートに答えた生徒を証言させるつもりなのだ。
実際に、未成年者の証人としての出廷は、裁判所が認めるかどうか微妙だが、仮に、未成年者を厳しく尋問すれば、言葉に詰まる場面も出てくるので、それが狙いなのだろう。
実に陰湿なやり方だ。
金を貰って、誰の弁護でもするのが仕事とはいえ「勝てばよい」とだけ考えているこの弁護士の倫理観はゼロだし、頭も悪いのだろう。
この事件は捜査当局による事実関係の解明以外には出口はないのだから、大津署や大津地検は早急に事件化すべきなのだ。

被害者の親は、「勇気を出してアンケートに答えてくれた生徒たちをさらし者にしようとしている。」と、怒りを示しているが当然だ。

今も、日本中の多くの学校や職場において、いじめが行われているのだろう。
この問題は、もうすでに長期間検討されてきたはずだ。
それでも、問題がなくならないのなら、行政は猛省して、実行ある対策を早急に講じるのが当然の勤めだ。

国会、政治家がアホだからといって、現場まで職務を放棄してはいけないのだ。
posted by 8ちゃん at 17:43| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月06日

原発事故調査委員会報告

東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故で、国会事故調査委員会は5日、事故原因に関する報告書を衆参議長に提出した。
関係者1,167人からの事情聴取は900時間を超え、福島第一、第二、女川など原子力発電所への9回の現地調査、事故当時の菅首相、東電会長に対する公開参考人招致などを経た報告書は640ページに及ぶ。

報告書は、「事故は人災」と言い切り、再発を防ぐための「7つの提言」として、国会に原子力に関わる常設の委員会を設置することや、規制当局の監視、電力事業者連合による経産省など規制当局への不当な圧力の防止を掲げている。
つまりは、こんな当たり前のことが、今まで出来ていなかったのだ。

海外メディアの反応は、
「緊急事態への適切な対応などを欠いたこの明らかな人災をもたらした責任は、東電や原子力行政当局、日本政府にある。」
「対応の遅れは日本の特質にもあり、上部機関当局に疑問をぶつけることをためらい、プログラムの手順に固守する日本の風土が災害拡大を招いた。」
(以上CNN)

「(原発事故は)自然災害ではなく人災だった。原発は、強い地震や津波に耐えられる状態にはなかったのだ。この事故の責任は、東電と原子力分野の規制当局にある。」
(ロシアの声)

東電経営陣は、事故当初、「巨大津波という異常に大きな自然災害が原因であり、原子力災害賠償法の免責条項の対象だ。」と主張した。
しかしながら、地震で電力供給系の鉄塔が倒壊して電源喪失になったことや原発操作の不手際、福島原発より高い津波に襲われた東北電力の女川原子力発電所は津波対策がとられていて被害を免れたことなどが、次々と判明して、言い逃れが出来なくなってきたのだ。

それでも、電力業界のドンと呼ばれた東電の勝俣前会長は、原発事故以降、自身の責任を認めた発言が一度も無いことに国民は、気付いているだろうか。
勝俣は、原子力安全保安院が2006年のスマトラ沖大地震による津波を教訓に、電力業界に津波対策をとるよう指示したのにも拘らず、コスト面から電力事業者連合の資金力と政治力を使ってこれを無視したのだ。

このことを、国会事故調で追及された勝俣は「(保安員からの指示は)私には伝わっていなかった。」と堂々と言ってのけている。
こんな重要なことをトップに伝えない会社などないだろう。
このほかにも、その責任を追及されると勝俣は「その責任は(原子力事業)本部長」とか「それは発電所長」、「それは社長」と臆面もなく責任を回避したのだ。

勝俣たち東電の旧経営陣は、津波対策など原発の安全対策を怠り、深刻な事故を引き起こし、会社に莫大な損害を与えたとして、2012年3月に株主代表訴訟を起こされている。政府の地震調査研究推進本部が、三陸沖から房総沖の日本海溝沿いでM8クラスの大地震が起こり得るとの見解を発表した2002年7月以降に何も対策をとらなかったとして、その時点以降の役員27人を相手取った総額5兆5千億円の損害賠償請求訴訟である。

原告団(団長:河合弘之弁護士)には、是非勝訴していただきたいものだ。
この訴訟の第1回口頭弁論は6月14日に実施済みであり、今後、実質的な弁論が始まる。
なお、株主代表訴訟の経営陣に対する賠償金(判決額)で過去最大だったのは、蛇の目ミシン工業における仕手株事件の583億円であるから、今回の賠償が確定した場合は日本記録である。

こんな中、勝俣の腹心である清水前社長は富士石油の取締役に就任し、2人の常務も関連会社に天下ったほか、勝俣も日本原子力発電の取締役のままだ。
経産省がこれに反発しないのは何故なのか。
こいつらは、現在もなお15万人が自宅に戻れない福島の人たちと、今も、危険な原子炉で命がけの作業に従事する人たちを尻目に、何事もなかったように天下っていくのだ。

今回の国会事故調査委の報告書の後には、政府の福島原発事故調査・検証委員会も最終報告を出す予定だ。
野田内閣は、消費税増税に忙しくて、原発事故問題を早く幕引きにしたいのだろうが、それは許さない。

この不幸な事故は、これからが重要だ。
大きな犠牲と引き換えた、この事故の教訓を風化させてはならない。
事故調査の報告書が提出された今、すべてがスタートするのだ。
posted by 8ちゃん at 17:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月05日

天神さんとギャル神輿

天神祭り
大阪の夏祭りの頂点にある大阪天満宮、菅原道真公の祭りである。
地元では親しみをこめて「天神さん」と呼ぶ。
毎年、7月24日の宵宮に続き、25日の夜には、多くの船が大川(淀川)に出る船渡御(ふなとぎょ)が行われ、天満の銀橋付近では花火が上がるのだ。

天神祭りの1週間前に行われる京都の祇園祭もそうだが、祭りの日は、浴衣美人を連れた恋人達で賑わうし、この祭りをきっかけに恋が芽生えることも多いので、恋人募集中の方は是非、参拝してほしい。
ただし、血走った目でウロウロするなど、挙動不審が過ぎると、証拠捏造や取調べ中の暴行など、行儀の悪さでは世界一の呼び声も高い大阪府警に連れて行かれるので、そこは注意しなければならない。

宵宮前の7月23日には、「ギャル神輿」と称する女性だけの神輿が繰り出される。
名前のとおり、「ギャル」が担ぐのだが、この「ギャル」になるためには、天神橋筋商店街が行う審査会に応募する必要がある。

同商店街の応募資格には、
「15歳から30歳で体力に自信のある健康な女性」
ということになっているので、商店街幹部の考えでは、「ギャル」と呼ぶのは30歳までと限定しているのだろうか。
この事実が、私の知っている姐さん方の耳にでも入ったら、平均余命が短縮される可能性のあるような恐ろしいことを堂々とHPに記載している天神橋筋商店街の幹部の皆さんの勇気を称えておきたい。

実際、数年前には、年齢制限を撤廃した時期があるが、すぐに年齢制限は復活している。
いったい、何があったのか、聞きたいような、怖いような…。
なお、募集するのは「女性」となっているので、マツコやミッツ・マングローブは体力には問題なさそうなのだが参加できない。

この審査のポイントは2つである。
一つ目は、他の美人コンテストなどとは異なり、神輿を担ぐための「体力」が試される。
具体的には、会場のステージに準備された俵を2個つり下げた天秤棒を順番に担ぐのだが、ここでふらつくようでは落選だ。
過去には、ぶら下がり持久戦(鉄棒にぶら下がる時間勝負)もあったようだ。

2つ目の審査は自己PRである。
コンテストにおける自己PRは、最近はどこでもやっているのだが、なにせここは大阪である。
通常の会話中にも、常にボケとツッコミみのタイミングを狙っている大阪国民にとっては、自己PRといっても頭の中には相手を笑わせることしかないのだ。
もちろん、中には、見事にスベって「事故PR」になるケースもあるが…。
最近では、モノマネが結構多いそうだ。

この2つのポイントを見事にクリアした者によって、ギャル神輿は担がれるのだ。
この催しは、昭和56年から去年までに31回行われており、その間、優勝者への副賞もアメリカやオーストラリア旅行だったが、長引く不況もあって、13年前のバンコク旅行の後は、10年前の浜坂温泉旅行(兵庫県)と極端にショボいものとなっている。
この10年前の温泉旅行を最後に旅行の副賞はなくなっているが、応募者は減るどころか増えているそうであるから、やはり、大阪国民の目的は「目立ちたい」ということなのだろうか。

今年も天神祭りの季節がやってきた。
景気、雇用、消費税、アホ政治家
天神さん!
道真公!
何とかしとくなはれ!
posted by 8ちゃん at 15:44| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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