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2012年07月03日

誰がために金は…

消費税引き上げ法案が衆議院を通過した3日後の6月29日の昼前、千代田区霞が関の中央合同庁舎3号館にある国土交通省の大会議室に、時代錯誤的な詰襟に身を包み、髪の毛を真ん中から分けた、間抜け面の男が現れた。
男は、うつむいたまま原稿を読み終わると、顔も上げずに一刻も早く立ち去ろうと会場を出て行きかけたのだ。

男の名前は、羽田雄一郎国土交通相。

かつて省エネルックと称する奇怪な服装で国会答弁をした羽田孜元首相の長男で、長野県選出の参議院議員である。

この羽田雄一郎国交大臣が1分間程度で読み上げたメモには、驚くような内容が書かれていたのだ。
「整備新幹線の未着工区間である、北海道、北陸、九州・長崎の各ルートについて、すべて着工を認可した。」

記者席から、若い記者が声を上げた。
「大臣、消費税増税の直後に3兆円の新幹線工事を認可するのは、国民に説明できないのではないですか。」
政府に飼いならされた記者の中に何かの間違いで、普通の記者が紛れ込んでいたのだろう、当然、予定外の質問が羽田大臣に浴びせられた。
「交通網の整備は、地域の活性化と防災上も必要なので…。」
流石に、クリスチャンの羽田大臣は「予定にないこと聞くな!」と怒鳴り返したいのを押さえて、訳の判らない説明をするのだった。
質問をした記者は、仙石マネーで銀座接待を受けている先輩記者たちに睨まれて、その後、質問をしなくなったが、この様子がテレビに出てしまい、各社も若干はこのことを書かざるを得ないことになったようだ。

この整備新幹線には3兆円の費用がかかるのだが、消費税の増税が決まって大盤振る舞いしたのだろうか。
記者発表は、消費税増税法案の衆議院通過を待っていたのだろう。

この国の政治家は、どこまで国民を馬鹿にするのか。

国家財政の危機だからといって、ギリシャのようになりたいのかと脅しつつ、メディア巻き込んだキャンペーンも使って、国民に消費税の大負担増を押し付けながら、決して緊急性があるとは思えない整備新幹線や、高速道路網整備費の復活、一度止めたはずのハッ場ダムの建設など、次々と大型公共事業が復活しているのだ。
「コンクリートから人へ」の先は、「人から消費税を盗って」そして「消費税からコンクリートへ」向わせるのか。
そして、人が行き着く先には地獄しか見えないのだ。

このほかにも、石原慎太郎へのお中元だろうか、東京外環状線の整備に1兆3000億円、原子力に対する国の基本方針が決まらないままの原子力発電推進費という不可解な予算には、災害対策費用ではなく、高速増殖炉の研究開発費や立地対策等建設促進費用だけで4188億円、先ほど出た八ッ場ダムには9000億円だ。
このような予算のバラマキで、平成24年度の予算は、過去最高の96兆円となっているのだ。

メディアは、この政府の詐欺行為を記事にして、正確に国民に伝えるべきなのに、どの社もその気配はない。
政府にとって都合の良い記事だけを垂れ流すだけの者に報道たる看板を掲げる資格なないということを報道各社は忘れたのか。

野田佳彦よ。
貧乏人や中小零細企業が、命を削って納税した消費税は社会福祉のために使うのではなかったのか。
議員定数の是正や公務員改革は全く審議されない一方、子供手当は6737億円の減額だし、失業者への求職支援費は、1479億円しか予算化していない。
東日本大震災に関する求職者への支援などは76億円しかないのだ。
さらに、国会議員への直接経費430億円と政党助成金の320億円に関しては、予算委員会で質問すらなかったのが現実だ。

こんな詐欺集団に対して、納税と言う名の上納金を託してはならない。
posted by 8ちゃん at 17:18| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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