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2012年07月19日

そこに原発を建設した理由 (その2)

活断層が真下に走り、付近で大規模な地滑りが起こるという危険な場所に立つ北陸電力の志賀原発。
この北陸電力が保有する唯一の原子力発電所が何故、このような危険な場所に建設されなければならなかったのだろうか。・

電力会社は他の企業と同様に企業としての中長期の事業計画を策定する。
北陸電力も同じようにこの計画を立てているが、北陸電力の中期事業計画書に始めて原子力発電所の建設構想が記載されたのは、1965年である。
他の電力会社が原子力発電所の建設を実施、又は具体化する中、やや遅れてスタートした北陸電力の原子力発電所構想は、地元において賛否両論が行きかう中、北陸電力、石川県、そして地元出身の国会議員や地方議員による利権を狙った誘致合戦へと発展していくのだ。

発電所という施設は規模が大規模であることに加え、施主が電力会社という優良企業であることから、動く金の額が巨額になるのだ。
一般的に、発電所は地元の住宅密集地や集落には設置しない。
反対運動があるからである。
広島や長崎へのアメリカ軍による非道な原爆投下からまだ20年しか経過していない1965年の住民の核への嫌悪感は強い。

したがって、原発は、山林部に設置したいのだが、冷却水の放流を考えると、海岸部が近いことが条件となるのだ。
そういう意味では、山と海に囲まれた石川県内の設置場所の候補は多い。
実際、志賀原発の候補地としては、石川県内の4箇所が候補地として挙がったが、最終的には現在の志賀町赤住地区に落着いたのだが、この間、実際には自分の身内や後援会の所有地を売り込む国会議員や地元地方議員、都会から乗り込んで来たブローカーといった魑魅魍魎のような連中が北陸電力に圧力をかけていったのだ。

原発がくれば儲かる。

電力会社が原発用地を購入する価格は実勢価格の最低でも10倍だ。
借地による場合も山林を宅地並みの賃借料で借りてくれる。
しかも、借地では保証金と証する一時金まで支払うのだ。
この保証金は契約書には、「賃貸借契約の終了時には保証金を返還する」と書いてあるのだが、これは不動産収入に課税されるのを防ぐためのウソであり、実際には、契約書のほかに「覚書」や「念書」を作成して、そこには「契約書の文言に係わらず、保証金は返還しない。」と書かれるのが一般的なのだ。
要は脱税である。

以下、次回へ続く

posted by 8ちゃん at 17:34| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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