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2012年07月26日

WBC

プロ野球選手会が、来年3月に開催される第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に不参加の方針を全会一致で決議した。
このところ、我が阪神タイガースの成績があまりにも悲惨なため、スポーツ関係のニュースを極力避けるようにしていたが、そんな間に世間はいろいろと動いているようだ。
選手会の不参加理由は、スポンサー権及び関連グッズの収益などが、日本に入らず、大リーグ機構に偏るのが許せないと言うことらしい。

ややこしい話だ。

「チャンスに打てない」という枕詞が定着した新井貴浩が、いまだ、選手会の会長をしていることにも驚かされるが、不参加の理由が極論すれば「金銭問題」であることには違和感がある。
具体的には、スポンサー権や商品化権については、オリンピックやサッカーのW杯などでは参加各国の権利として認められるのに、WBCの場合は、大リーグ側が独り占めするらしいのだ。
例えば、前回の大会で日本マクドナルドが日本代表を応援するクリアファイルを作製して、店舗で配布したが、この商品化権料は、日本代表ではなく大リーグ側に全額入ったようだ。
前回大会では、約16億円の商品化権等の収入があったが、この収入の約70%が日本企業からのものであったのに、それが日本代表に還元されないシステムはおかしい、というのが、選手会の言い分である。

この選手会の判断を巡っては、まさに賛否が分かれている状況で、「アライ、よくやった!」という意見もあれば、「国民の楽しみを奪うな!」という意見もある。
因みに、私の意見は、「アライ!それよりも試合でヒット打たんかい!」と言う意見なので、何の参考にもならないが…。

一方、球団経営者の団体である日本野球機構(NPB)の方は、どうやらWBCには参加の方向で動いており、選手会を説得しているようで、8月1日には、NPBと選手会の会合が予定されている。
この問題は第1回のWBCの時から、問題になっており、前回も選手会が不参加を決定した後、大リーグ側から「日本が不参加ならそれにより生じた損害を日本が支払え」という脅しが来て、参加した経緯があるのだ。
としては、WBCのロゴなどを使わずに「侍ジャパン」を使用することで、収益金が日本に入るといった作戦も考えているようだが、これは大リーグ側から何か文句を言ってくるに違いないのだ。

8月1日にはNPBと選手会との協議が持たれる。ファンの期待も背負い、「WBCに出ない」とする選手会を翻意させる手腕が問われる。島田委員長は「WBCに出場してこそ、侍ジャパンの価値が高まる。8月1日は、その参加意義を選手会側に訴えていきたい」と、秘策と誠意をもって話し合いに臨む構えだ。ライセンシング(商品化)権を求めてきたが改善されず、苦渋の決断を下した。既に参加表明している日本野球機構(NPB)は説得にあたる構えだ。

一方の当事者である大リーグ側は、「選手会とNPBの間の問題である。」として、コメントをあまり出してこない。
この問題の元々の原因は、大リーグ側の強欲な商売なのだから、他人事のように言うのもどうかと思うが、確かに、NPBと選手会で方針が分かれているのもわかりにくい。

ましてや、今回は金銭問題なのである。
金銭問題は、本来はNPBが文句を言うのが筋であり、選手会が先頭に立つ話ではないだろう。

WBCは、第1回、第2回ともに日本が優勝している。
前回大会のイチローのヒットなどは記憶に鮮やかに残っている。
大リーグ側の横暴は、貿易交渉や安全保障問題の交渉で、いつも見せる強引な手法であり、アメリカらしいといえばアメリカらしいが、何も主張を通せない日本も情けない。
この調子だと、TPP交渉もアメリカのペースで進むのは目に見えている。

いずれにしても、WBCへの参加問題が金銭問題ではあってほしくない。
子供達から
「WBCに何故、日本は参加しないの?」
と聞かれた時に
「金銭の問題」とか「大人の事情」
こんな説明は子供達に対して出来ないのだ。
posted by 8ちゃん at 17:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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