あなたのひと押しで第1位へ
コメントが、書き込みにくい場合は、下のFC2版からお願いします。

2012年08月20日

大阪ミステリーゾーン(その1)

この夏、どこへも出かけなかったあなた。
大阪へぶらっと来てみてはどうだろうか。
今日は、雑誌などの観光情報にはなさそうな、大阪の観光?ポイントをお教えしよう。

近畿在住の皆さんは、JR、阪急、阪神、近鉄、京阪、南海と、あらゆる交通網が大阪に向って繋がっているので、大阪へ行くことはそれほど大した問題ではない。
近畿以外の皆さんにとっても、1度や2度は大阪へ来たこともあるだろう。
しかし、大阪城や道頓堀、通天閣や海遊館といったメジャーな施設だけを観て、たこ焼きかお好み焼き、場合によっては鶴橋での焼肉が大阪の全てだと思っているあなた。

いやいや、大阪はもっと奥が深いのだ。

これから、何ヶ所か、大阪の裏側をご紹介していこう。

「萩之茶屋〜新今宮編」
北とミナミという大阪の2大繁華街のうち、ミナミの中心である難波から、南海電車の各駅停車に乗ると、1つ目が今宮戎駅、2つ目が新今宮、そして3つ目が萩ノ茶屋駅である。
この「今宮」とは今宮戎神社であり、「萩之茶屋」という地名は、その昔、萩の花に囲まれた茶屋がこのあたりにあったことに由来するらしい。
そんな、奥ゆかしい地名ではあるが、現在のこの地区は、路上生活者が溢れ、そこらじゅうで覚醒剤が取引され、違法賭博の常設場があっちこっちにある街なのだ。

元々、このあたりは、「釜が崎」とか「あいりん地区」とか呼ばれている地区で、日雇い労働者が多い街なのだが、この不況で仕事もなく、生活保護受給者が大阪市内でも特に多い地域である。
毎月初、1日に支給される生活保護費を握り締めた者は、朝から開いている飲み屋で安い焼酎を飲み、飲んだ勢いで暴力団が経営する違法賭博で金を巻き上げられるのだ。
中には、覚醒剤(末端価格で0.1グラム8000円)に走る者もいる。
因みに、新今宮駅横のファミリーマートのトイレには、「便器に注射器を流さないでください。」と書いてあるのだから、覚醒剤はこの街では「日常」なのだ。
そして、月の半ばには、酒と博打などで生活保護費を使い切った生活保護費受給者は、病院へ行く。
病院で適当な症状を言って薬をもらい、暴力団関係者などにそれを売るのだが、この中には、向精神薬なども含まれる。
薬を売ることは勿論、簡単に大量の投薬を月に何回も処方する、金さえ儲かれば何でもするアホ医者こそ、その頭を医者に診て貰えといいたいのだ。
税金が使われる生活保護費が暴力団の貴重な収入源になっている現状を国会議員どもは知っているが、それには手を打とうとはしないで、本当に生活が困っている人への給付を値切っているのだから、腹が立つ。

こうして仕入れられた薬は、駅前から架線に沿って延々と並ぶ露店に並べられる。
道路を不法占拠した無許可のこの露店では、何でも売っている。
缶詰やお菓子といった食べ物から工事作業衣や、違法DVD、場合によっては片方だけの靴や、他人の名前の入った上着など、入手経路が怪しいものは勿論、明らかに盗品である自転車が、塗装を変えて1台3,500円で並べられているのだ。
自転車を盗まれた者は、ここで盗品を安く買って、またそれを盗まれる。
究極のリサイクル、エコではないか。
そのほかにも、JRの切符から、偽ブランド物のバッグまで、販売物は多岐にわたるのだ。

何と怖そうな街だと思ったあなた。
しかし、生活するには中々いいことも沢山ある街なのだ。

特に、この付近では、他のものも含め、物価が極端に安い。
自動販売機のコーヒーやジュースは、50円〜60円が相場である。
ただしコーヒーの銘柄は一番有名なものでも「サンガリア」である。
串カツや串焼きホルモンは、この付近の相場では、1串60円(通天閣では100円であり、かなり激安)なのだが、新今宮から動物園前に向う道沿いの「大万」という店に行けば、なんと30円なのである。
http://etekichi.seesaa.net/image/050402daimanmenu.JPG

この付近で住民の絶対的な支持を得ている「スーパー玉出」では、ごはん1Pが80円で、昆布の佃煮や鮭がつくと100円だ。
ただし、串焼きホルモンの原材料や、スーパー玉出の生鮮品の品質に関しては、コメントを避けたい。
因みに、スーパー玉出の社長の愛人(夫人ではない)は、岸里店にいるが、機会があれば探していただきたい。
特徴は、タテ×ヨコがそれぞれ150センチくらいで、トトロによく似た…。

朝から、カラオケテントから歌が響き、夜は路上で寝るホームレスが死体に見えるこの街は、西成警察署の管轄なのだが、数次にわたり発生した暴動のため、この警察署の外観はまるで要塞である。
出入りする警察官もそれなりの風貌のものを配置しているようで、私服だと暴力団員の方が可愛く見えるくらいの気合の入った顔をした刑事が出入りしているのだ。

遠くから大阪見物に来たあなた。
宿泊の心配をしているのではないか。

大丈夫、新今宮、萩之茶屋周辺では、「ドヤ」と呼ばれる簡易宿泊所が山ほどあるのだ。
フロ、トイレは共同だが、個室、クーラー完備、テレビつきで一泊800円が最安値で、最高値クラスでも2000円である。
ただし、元々は日雇い労働者のための施設だから、宿泊人のメンバーは魑魅魍魎クラスも多数いるし、極安の部屋など、鍵はついているが、過去には、前の宿拍者が合鍵を作って部屋に侵入し、盗難にあったケースもあるので、部屋を出るときは荷物を持つのが鉄則だ。
勇気さえあれば、安く宿泊できるのだ。

何?
観光スポットがない。
いやいや。
少し歩けば、大阪市が世界に誇るスーパー銭湯である「スパワールド」がある。
入浴料は、通常1500円なのだが、何故か、ずっと1000円で入れてくれるのだ。
そして、スパワールドの南出口は大阪市立天王寺動物園がすぐ目の前だ。
この地域の人間を見てから、動物園に行くと動物の方が何故か人間らしく見えるのが不思議だ。

そして、動物園を横目に阿倍野方面へ歩けば、そこは飛田新地と呼ばれる遊郭なのである。


以下、「阿倍野界隈編」に続く
posted by 8ちゃん at 15:56| Comment(20) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事のランキングはこうなっています。⇒ひらめき
ご訪問、ありがとうございました。またのお越しをお待ち申しあげております。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。