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2012年10月03日

田中眞紀子文部科学大臣(2)

田中眞紀子が大臣に就任した文部科学省は、いじめ問題では、早急に対策を求められているし、日本の学力低下の対策の急務となっている。
そして、あまり知られていないことなのだが、原子力に関しても、核燃料再処理問題の主務省は文部科学省なのである。

皆さんは、高速増殖炉「もんじゅ」という名前を聞いたことがあるだろう。
「もんじゅ」は、原子力発電の使用済核燃料にプルトニュウムを加えたMOX燃料というものを核分裂させて、それを連続することで新たな高濃度燃料を作るという夢のような原子炉なのである。
ただし、ちゃんと動けばだが…。

福井県敦賀市にあるこの「もんじゅ」は、日本原子力研究開発機構という文部科学省所管の独立行政法人が運営している。
「もんじゅ」は、1995年、2010年と立て続けに大きな事故を起こし、さらにその事故を隠ぺいしていたことから、現在は休止中なのだが、使用燃料の濃度から危険度が通常の原発の数百倍であることを考えると休止は当然である。
そして、国が現在までに「もんじゅ」につぎ込んだ税金は、1兆8000億円、休止中の現在でも人員は配置されているし、巨大な施設の維持費として1日当り4000万円が必要だ。
役に立たないものなら、これ以上の出費は問題だろう。

この「もんじゅ」を管理する日本原子力研究開発機構の親玉が文部科学省なのである。
つまり「もんじゅ」に関しては、田中眞紀子が、その再稼動に大きな権限を持つのだ。

早速、田中眞紀子文部科学相は官邸での記者団の質問に対し、「2030年代に原発ゼロを目指しながら、使用済み核燃料の再処理事業を継続するとした政府のエネルギー戦略は大変矛盾しているし、30年代に原発をゼロにする目標自体が困難なのでは。」と述べるなど、原子力に関しては容認派だ。
元々、田中眞紀子は、科学技術庁長官時代に事故で止まっていた「もんじゅ」の再稼動を強く押していた経緯があるし、眞紀子の生まれ故郷である新潟の柏崎に柏崎刈羽原発を誘致したのは父親の田中角栄なのだ。
今後、国会では、核燃料再処理をめぐって、野田首相と田中大臣の意見の食い違いが出てくるのだろう。

さて、何かにつけて話題の多い、田中眞紀子は、今でも一部に根強いファンを持つ政治家である。
建前中心の政治家の中で、本音でものを言うのが共感させることもあるのだろう。
ただし、話題性はあっても、政治家としての手腕、力量といったものは評価すべき実績がないのも事実である。
次回は、田中眞紀子の生い立ちに迫ってみたい。


次回へ続く

posted by 8ちゃん at 16:00| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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