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2012年10月19日

蘇れ大阪 (4)

人口267万人の大阪市の昨年の税収は、6868億円である。
大阪市内の昨年の生活保護費支給額が2443億円もあるが、これはほぼ全額が国から支出されるので、大阪市の財政への影響は少ない。
問題は、国の借金の肩代り(臨時財政対策債4700億円)を含めて5兆円にも達する巨額の借金である。
大阪市は、毎年、この借金の元利の返済に2500億円を支出しており、人件費である3682億円(2011年度)を合わせると、税収の6868億円は全て消え去り、国からの地方交付税と、新たな借金により市の政策に関する金を賄っているのが現状なのである。

なぜ、このようなことになったのか。
一言で言えば、市長と議員と役人がアホだったからである。
勿論、そんなアホ市長やアホ市会議員を選挙でホイホイ当選させたのも大阪のおばちゃんやおっちゃんたちなのであるが…。

平成元年前後の大阪市の税収は1兆円を遥かに超えていた(ピーク時1兆8千億円)。
それでも、そのような潤沢な税収があった頃から、税収以上の公共事業を実施するため、大阪市は毎年、巨額の借金をしていたのだ。
景気の一番良かった平成元年の大阪市の借金は、既に2兆5千億円にも達していたのだ。そして、その借金までして実施した土建屋のための公共事業は、その殆ど全てが大失敗作となり、後に残ったものは、巨額の借金のみという状況に陥ったのである。

具体的に、大阪市がどんな無駄遣いをしたのか、みてみよう。

1997年、大阪市は、大阪ドームの建設に696億円をつぎ込んだが、完成直後から大赤字で、完成から僅か8年後には、大阪ドームを運営する大阪市の関連会社が倒産して、会社更生手続きを申請している。
そして、会社更生手続きが開始決定された翌年の2005年には、5年後の管理会社への無償買い戻しを条件に、オリックスに対し5億円で大阪ドームを売却している。
管理会社の株式はこの間にオリックスが取得しているから、実質的にはオリックスが5億円で大阪ドーム(現京セラドーム)を手に入れたのだ。

まだあるぞ。

アジア最大級の都市型遊園地として、鳴り物入りで大阪市が500億円を投入して建設した新世界のフェスティバルゲートは、1997年に完成したが、無料だった最初の1年間を過ぎた時点で、入場者は来なくなり、大赤字のまま、2009年にはパチンコ屋大手のマルハンに対して、僅か14億円という捨て値で売却している。
マルハンは、ここに巨大パチンコ店を建設するそうであるが、これでは、大阪市が市民の税金を使ってパチンコ店を作ったのと同じではないか。

中央区の長堀通りの地下街である「クリスタ長堀」には、大阪市は、827億円を投資したが、賃料の高さから、思ったほどテナントが入店せず、結果、累積した赤字のため、運営する大阪市の関連会社は、現在、破産などの法的整理を検討している。
大阪市の第3セクターが事業主体のWTC(ワールドトレードセンター)への出資金は25億円だが、何故か大阪市は、ここに入店する店舗の40年間にも及ぶ1280億円のテナント家賃や銀行からの借り入れの債務645億円に対して、大阪市自らが連帯保証したため、WTCの経営破綻に伴い、これが市の借金となっっている。

まだ、まだあるぞ。

以下、次回へ続く
posted by 8ちゃん at 15:50| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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