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2013年01月16日

大気汚染を買う日本(2)

中国の環境汚染は、想像を絶する状況となっている。
中国の、湖南省、雲南省、貴州省、広東省などを中心に、クロム、鉛、水銀、ヒ素、カドミウムなどの重金属が、工場から何の規制もなく垂れ流されていることで、川や土壌、空気の汚染が広がり、陸も空もそして海もその汚染被害が深刻化しているのだ。

この主な汚染源は、重金属を使う金属、化学、鉱山、皮革、電池などの国営企業であるが、これらの重金属産業は、工業製品に欠かせない原料であり、中国の急激な成長を支えてきたものばかりであるから、中国当局もこれを規制することは決して行なわないのだ。

このため、中国全土で奇形児の出産が相次いでいる。
上海市人民政府と中国科学院の共催フォーラムの調査によれば、中国での新生児の5%以上が障害児または奇形児であるとい調査結果がある。
中国当局がこの奇形児に対して実施した保証は、申告期限を3ヶ月として、申告した者に、被害を受けた子供1人あたり月額200元(約2800円)の現金支給と、毎日、玉子1個と牛乳1本、ビタミン剤などを配っただけなのである。
この支援はごく一部の中国国民にしか知らされなかったため、その対象となったのは、ごく少数である。

そして、このような劣悪な環境下で栽培された野菜などの食品が大量に日本に輸出されている現状を考えれば、この恐ろしい常態は、決して海の向こうの話でないのだ。

中国の環境汚染の中でも、その原因の中心は、石炭である。

中国全土の産業に使用するエネルギーは、その70%が石炭である。
これは、中国において石炭が潤沢に採掘されることから、価格が安価で全土に広がる炭鉱からの流通の利便性によるものである。
ちなみに、エネルギー換算で、1万キロカロリーあたりの費用についてみると、原油が75円であるのに対し、石炭だと12円で済むのだ。

中国がどれくらいの石炭を使用しているのかというと、少しデータは古いが、IEA(国際エネルギー機関)の2008年の調査では、中国は、毎年全世界の石炭需要の40%である27億トンを使用しているのである。
そして、全産業の70%が石炭をエネルギーとしている中、特に、中国の電力産業の大手5社は、エネルギーの80%を石炭に依存しており、この数値は最新ではもっと上昇しているものと思われる。
さらに、石油消費量においても中国は、2003年に日本の石油消費量を抜き、アメリカについで世界第2位である。

問題はこの石炭をどのように使用しているかだ。

元々、石炭は炭素濃度が高いから、石油のようの燃焼後に二酸化炭素と水に分離されるのではなく、大半が二酸化炭素になる。
これだけでも、温暖化ガスの発生比率が高いのだが、それに加えて、中国は自国の石炭については、輸出用とするものもあるため、電力業界などは、年間1億トンの石炭を海外から輸入しているのだ。
輸入先は、インドネシアやベトナムだ。
ところが、インドネシアやベトナムの石炭は、品質が極めて低い亜瀝青炭が主力で、この石炭は不純物の割合が多いため、煤煙等の中に硫黄酸化物や窒素成分が大量に含まれるのだ。

「何故、こんな粗悪な石炭を輸入するのだ。」
間違っても、中国人にこんな質問をしてはいけない。
答えは明白で価格が安いからである。
彼らは、利益のことしか考えない人種であることを忘れてはいけない。
品質や環境問題といった単語は、彼らの辞書にはないのである。

しかも、これら粗悪な石炭から発生する有害煤煙について、日本のように湿式石灰石-石膏法による脱硫装置や、窒素酸化物を完全燃焼させるための排煙脱硝装置の稼動といった環境維持装置など全くつけられないまま、大気中に垂れ流されているのだ。
中国という国には、排出基準などという経済成長を邪魔する基準など存在しないのだから…。

この結果、中国の二酸化炭素など、年間の温暖化ガスの排出量は世界第一位の68億トンである。
この数字は日本の温暖化ガスの排出量ぼ6倍以上という、とんでもない数字なのだが、中国の主張は、「人口1人あたりの排出量では世界で18番目だから問題ない。」というものだ。
13億人も人間がいれば、何をやって国民1人あたりの数字は低くなるのは当たり前だ。
これほど、自己中心的なものの考えをする民族は、銀河系どころか全宇宙を探しても中国人くらいしかいないだろう。

京都議定書に参加して温室効果ガスの削減義務を負うEUや日本など先進国が排出量削減に努力しているのに、中国は削減義務を負わないらしい。
中国は、インド、ブラジル、南アフリカなどとともに発展途上国だという主張で、彼らは温暖化ガスの排出量を増やし続けている。

中国という国は、国連安保理の常任理事国としてイランやシリアへの国連軍による調停や制裁措置には世界のリーダーを気取って拒否権を発動するのに、温暖化ガス規制のような国際的な義務に関しては、自分は発展途上国であると主張して、その恩恵を得ようとする。
そんな節度のない国なのである。


いかん、あまりにも、話が長くなってきたのでこの続きは次回へ。



posted by 8ちゃん at 16:50| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

大気汚染を買う日本(1)

中国各地で有害物質を含んだ濃霧が続き、北京の大気汚染の観測地点では、6段階の指数で最悪の「深刻な汚染」を1月10日から4日連続で記録している。
こんなニュースはなかなか伝えない中国メディアさえも、この状況は観測史上初めてのことで、呼吸器系疾患の患者が急増していることを認めているのだから、実態的な状況はもっと酷いのだろう。

汚染の主な原因は車の排ガスや石炭による暖房との見方があるが、根本的な原因は、中国という国が「環境」という概念がない野蛮国であることに尽きる。
今回の汚染物質の内容は、「PM2.5」と呼ばれる微小粒子状物質で、多くの観測地点で国際基準値を10倍以上も上回っているというから、中国国民は毒ガスの中で生活しているようなものなのだ。

この「PM2・5」というものは、窒素酸化物や揮発性有機化合物が太陽の光で光化学反応して生成されるらしく、肺の深部にまで到達し、呼吸器だけでなく循環器にも悪影響を及ぼすといった厄介なものだ。
自国に不利な報道は行なわない中国側の発表でも、この大気汚染が原因の呼吸器や循環器の疾患のために2004年の時点で既に36万人が命を落としたという。
アジア大気汚染研究センターの研究によると、2005年時点で大気汚染により中国では47万人の死者が増加と推定しているから、最新のデータはないものの、現時点では大変な状況になっているに違いないのだ。

そんな有害物質を含んだ霧は、1月15日現在も晴れることはなく、市民は外出を控えるなど生活に深刻な影響を与えているのだが、中国当局の発表ではこの汚染の原因は、「国民一人一人に責任がある」との報道を繰り返しているというから、まさに「何という恐ろしい国なんじゃ!」と叫びたくなるのだ。

ところで皆さんは、「黄河」をご存知だろう。
源流部の高度高原の黄色い土を含むために、その水の色が黄色い川だから黄河なのである。
ところが、現在の黄河はその水面の約3分の1が黄河ではなく、赤河なのだ。
工場から排泄される有害物質が黄河を赤く染めているのだ。
http://www.recordchina.co.jp/group/g26099.html

怖いのはこの中国の汚染が偏西風に乗って日本を襲っていることなのだ。
偏西風というのは北半球において常に西から東へ吹いている風である。
現在は、北極圏の寒気が不規則に南下、蛇行しているが、春先と秋にはほぼ一直線に中国から日本に向かって風は吹いてくるのだ。

最近では毎年春と秋に黄砂が話題になるが、この春と秋が一番偏西風の影響を受けやすい季節であることを考えると、納得できる。

実際に、能登半島では10月から4月にかけて多量の発がん性物質が中国から飛来し、大気中でその濃度が上昇したことが観測されているし、蔵王(山形市)の樹氷が通常より高い酸性度を示している。
この蔵王の樹氷を採取し成分を分析すると、硫酸濃度が通常の雪の3倍近い水準で、水素イオン指数(pH)は3.8と強い酸性を示した。
そして、硫黄の同位体の構成比率の照合で、蔵王の硫黄分は、上海周辺や北京周辺で採取した石炭内の硫黄分と同じことが特定されており、この汚染が中国からの汚染物質の飛来によるものであることが裏付けられている。

昔、日本で大問題となった光化学スモッグが、最近、九州地方を中心に復活し、今年、光化学スモッグ注意報が発令された都道府県数が過去最高を更新した。
その特徴的なことは、これまで排煙とは縁がなかった離島などでも深夜帯に光化学スモッグが多発していることだ。
こんなことは、今までにはなかった事態である。

調査に乗り出した九州大学と国立環境研のプロジェクトチームが解析した結果、中国大陸で発生した排ガスが紫外線を浴びて毒化、国境を超えて日本に降り注ぐ、いわゆる"越境汚染"である可能性が極めて高くなっている。
さらに、「ガス状水銀」や「すす」など様々な大気汚染物質の中国からの飛来も確認されているのだ。
中国政府の公式発表でも、河川の7割以上、都市部地下水の9割が重金属汚染や農薬に汚染され、重金属に汚染された作物が年間1200万トン出荷されていることを認めているのだから、実態はもっと恐ろしいものなのだろう。


次回、このような汚染大国中国に資金援助を続ける日本の現状に迫る。

posted by 8ちゃん at 17:37| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月11日

大阪市立桜宮高校

大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将の男子生徒(17)が昨年12月に自殺した問題は、自殺した生徒の両親が顧問教諭から30〜40回、平手で顔をたたかれたと話すなど、事態は深刻化してきた。

桜宮高校は大阪市都島区の淀川の南岸にあり、プロ野球阪神タイガースで活躍した矢野耀大選手の出身校である。
普通科の他に体育専門のクラスをかかえる学校で、どの運動部も大阪府下ではトップクラスの実力をもった学校である。

問題のバスケット部顧問(47歳)は、日本体育大学体育学部を卒業してこの高校の体育科の主任を勤めており、同校のバスケット部を強豪チームに育てるとともに、自らも2012年の第20回日・韓・中ジュニア交流競技会バスケットボール競技では、「男子U-18日本代表チーム」のアシスタントコーチとして参加するほど、この世界では有名な人物だ。

学校側は、生徒が命を絶つまで、体罰の事実は把握していなかったとしているが、生徒が自殺したあとに、学校側がバスケットボール部に行ったアンケートでは、顧問教師がこの生徒へ体罰を行ったのを見たことがあるという生徒が、50人中38人いたことがわかった。
さらに、自分自身も体罰を受けたことがあると答えた生徒が、50人中21人にものぼった。
その体罰は、ビンタやたたくなどにとどまらず、蹴るという行為もあったと答えた生徒もいたのだ。

大阪府警は、体罰の実態を明らかにするための捜査を行う予定だというが、暴行等の刑事立件は、目撃者が証拠としてどの程度証言するかにかかっているのだろう。

この事件に関しては、教諭による生徒への暴行が自殺の要因である可能性が高いことから、生徒の安全を守るべき立場の教諭が暴力を行使したことへの非難が集中しているが、一方では、運動部における「愛の鞭」はどこでも行なわれており、そのことで自殺した生徒の弱さを指摘する声もある。

しかし、この問題はそんな方向での議論に終始してはいけない。

今回の事態は、桜宮高校という教育現場とそれを指導すべき大阪市の教育委員会による犯罪という見方をすべきである。

桜宮高校の校長は記者会見で、「行き過ぎた体罰であったんだろうと…。そのへんの把握ができていなかったというのが、私の至らなさ」と話したが、この校長は少なくとも行き過ぎた体罰の存在は知っていたはずだ。

生徒が自殺する1年以上前の2011年9月に、この教諭の暴力についての通報があったものの、この校長は、当該教諭への15分間の聞き取り調査のみで、「暴力行為はなかった。」と位置づけていたのだ。
バスケット部を全国レベルの強豪に育てた教諭のご機嫌を損ねるわけには行かなかったのだろう。
今回、暴行を真横で見ていたバスケ部の技術指導担当の2人の教諭も、この顧問教諭の教え子だったから、顧問教諭の暴行を止めなかったと証言している。
生徒の命よりも、学校の名声が大事だという考えだ。

さらに、この桜宮高校では、2009年12月から2011年3月までの間、同校のバレーボール部で、6人の生徒に対し、合計253回も、殴る蹴るの体罰を与えていたとして、当時の顧問教諭が停職3カ月の処分を受けていたのだ。

しかし、そのバレー部の体罰を通報した生徒は、学校から村八分状態にされ、今も、OBとして学校に足を踏み入れることもできないらしい。
教師にたてついたり、学校の平和(?)を乱すものは嫌われるとでも言うのか。

このような教育現場とその報告を受けても何も動かない教育委員会では、子供を安心して学校へなど通わせることは出来ない。
保身と事なかれ主義が蔓延するその場所をもはや学校とは呼べないのだ。
昨年1年間の全国における体罰等による教諭などの懲戒処分は400件を超えるほか、イジメ問題も年々陰湿になってきている。

そして、今回も不幸な自殺者が出てしまった。
国が設置した「いのちの電話」や「24時間いじめ相談ダイヤル」は果たして機能しているのだろうか。
機能していないのなら、早急にその改善を図るべきである。

私たちも、身の回りに子供たちからのSOSや何かのシグナルが出ていないか、もう一度見渡す必要がある。

posted by 8ちゃん at 14:03| Comment(15) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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