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2013年02月06日

中国で1番エライ人は誰?

中国海軍の艦船が、公海上で海上自衛隊の護衛艦とヘリコプターに対して、「火器管制レーダー」を照射したということで大騒ぎになっている。
中国の蛮行は、今に始まったのもではないが、今回の火器管制レーダーの照射は、ミサイルなどの兵器使用に直結する一連の行為だけに、いままでの威嚇行為とは異なる危険性を孕んでいる。

勿論、過剰な反応は日本軍事大国復古主義者を喜ばせるだけなので、避けなければならないが、日本政府はこの危険な中国の行為を世界中に正確に発信する必要がある。

いったい、中国という国は何を考えているのか。

これに関しては、中国政府の指導者が、毛沢東、ケ小平といった人民解放軍出身者ではなくなって、それ以降の指導者が軍を統制できないのではないかとの見方がある。

江沢民以降、現在の習近平に至るまで、党主席の経歴には、軍の組織に在籍していたという記載があるが、実際には、例えば習近平などは、中央軍事委員会弁公庁の書記といったアナウンサーのような職務しか経験していないのだ。

中国共産党のリーダーが、軍部経験者でないことで、軍の実態が正確に把握できていないから、軍事に関しては、軍幹部の意見に大きく影響されることになる蓋然性は高い。

人民解放軍の最高意思決定機関は、中央軍事委員会である。
この委員会の11人の委員をみると、軍部以外の出身者は習近平だけで、他のメンバー10名はすべて現役の軍人なのである。
中央軍事委員会は、実態的に人民解放軍の意思決定機関なのだから、軍事の重要事項は、すべてここで決まる。
しかも、人民解放軍自体が、中国国家の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊、いわば党軍であるから、国家の軍隊であるアメリカ軍や自衛隊とはその性格が違うのである。

つまり、形式上は、政府には軍に関する発言力はないのである。

それならば、日本として、中国の軍人が何を考えているのかを常に観察する必要があるのだ。
最近、尖閣問題などでも軍幹部の強硬な発言が目立っている。
特に、中国軍事科学学会の羅援副秘書長や、中国政策科学研究会国家安全政策委員会の彭光謙副秘書長、中国軍備管理軍縮協会の徐光裕理事などは、日本に対しての好戦的強硬論を展開している。

日本の自衛隊の幹部が、同じ事を行なえば処分されるだろう。
何故、彼らが、そうした発言をすることを許されるのか。

中国の軍事シンクタンクのメンバーでもある朱成虎国防大学教授は、2005年に、「米国が台湾海峡での武力紛争に介入し中国を攻撃した場合、中国はアメリカに対して核攻撃に踏み切る。」と発言したり、劉亜洲国防大学政治委員は、事あるごとに日本との交戦論を展開している。
一般市民に自由に言論させない中国においては、軍に限って「言論の自由」があるのだろうかと皮肉交じりに考えさせられるのだ。

こうしてみると、中国における人民解放軍に対する中国共産党政府の統制に疑問を持たざるを得ないようである。

だから、2010年のゲーツ米国防長官が訪中しているそのタイミングで、中国製ステルス戦闘機の飛行実験を行なったり、2007年には、中国製弾道ミサイルによる宇宙空間の人工衛星の破壊実験をしたことを当時の胡錦濤主席に知らされていなかったりといった事態が起こるのである。
胡錦濤がこの事実を本当に知らなかったのかどうか、確認する手段もないが、少なくとも、ステルス機の事を尋ねたゲーツに対して、胡錦濤は「知らない(不知道)」と答えているのだ。

政府の外交は常に各国の深慮遠謀が渦巻くが、その目的達成のために、国家機関は同じ方向での姿勢をとるのが常識だ。
これが、中国とアメリカが両国の軍備拡張や北朝鮮への対応をめぐる緊張緩和の対談をしているタイミングで、中国軍部がステルス機の挑発的な実験を行なえば、会談に影響を与えるのは必至だし、宇宙空間における衛星破壊を弾道ミサイルで行なうといった国際的な脅威につながる話を中国の最高権力者が知らされていなかったとなれば、中国は、国際的にシビリアンコントロールが機能していないことを露呈したことになる。

今回の中国海軍による、公海上での火器管制レーダー照射についても、中国と強い人脈がある創価学会の池田名誉会長の声がかりで、公明党の山口委員長と習金平が会談した直後にこの問題が発生しているあたりは、中国軍部の統制がとれていないのが原因ではないのかも知れない。

この状況は、中国軍部の暴走につながる怖い話なのである。


久しぶりの執筆で、内容の乏しい文章になってしまった。
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posted by 8ちゃん at 14:59| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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