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2013年03月01日

明石歩道橋事故を考える(3)

この事件の本質を考えるとき、この事件が何故発生したかという検証が必要である。

少なくとも、この事件は、明石市、明石警察署、警備会社の関与が大きい。
そして、表面的な事実関係は以下のとおりである。

@ 多くの人間が歩道橋に集中した。
A 歩道橋の幅員(6m)に対して、出口である階段の幅員(3m)が狭小であった。
B 歩道橋の上で花火を見たい観客が歩行を止め滞留が起こった。
C 出口である南側階段の下には、露店客が滞留して人の流出を妨げた。
D 群集なだれが発生した。

問題は、この状況を予見し、@花火大会当日までに必要な抑止策を構築できたかどうかということと、A事故発生直前までに必要な措置がとられたか。
この2点である。

まず、背景として、明石市がどうしてもこのイベントを実施する必要があったのか。

今、大都市部以外の全国の市町村では、人口や産業の流出対策として、「町おこし」というものに相当の力を入れている。
それは、地域特産物の売り込みや、ご当地グルメ、ゆるキャラと呼ばれるご当地キャラクターから花火大会のようなイベントに至るまで、多種にわたっている。
今回の事件の原因となった花火大会についてみても、大尺の打ち上げ花火が上がる一定規模以上の花火大会だけでも、夏場には全国で1000ヶ所以上の会場で花火大会が行なわれているのだ。

明石市は、神戸地区と姫路地区の中間に位置する人口29万人の市である。
企業団地の造成などで工場などが多い地域ではあるが、観光という面ではこれといった特徴がない。
玉子焼きと呼ばれる明石焼きや、市の中心街にある魚の棚(うおんたな)商店街などがあるが、明石焼きなど大阪市内にも多くの店があるし、魚の棚も客の減少から閉店している店が多いのが現状だ。
本州と淡路市の岩屋とを結ぶ明石海峡大橋の本州側の入り口も、明石市ではなく神戸市垂水区にあるのだ。

こんな背景もあって、明石市は、今回事件が起こった同じ歩道橋において、約半年前にも事故を起こしている。
カウントダウンのイベントで5万5千人が集まった際、この歩道橋が絶好の見物場所になり、雑踏による危険な状態が生じていたにもかかわらず、この対策をしないまま、今回の花火大会を強行したのだ。

では、事件に関する関係者の対応はどうだったのか。

次回に続く。


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posted by 8ちゃん at 17:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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