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2013年04月09日

金正恩の焦り

北朝鮮が10日にもミサイル実験をするという観測がある。

北朝鮮の東部にある元山付近に移動させた「ムスダン」という推定射程距離が3000キロ以上の中距離弾道ミサイルを発射するらしい。
もっとも、この「ムスダン」という名前は、アメリカが勝手につけたものだから、本当の名前は誰も知らないのである。

実験なのだろうから、公海上の地点を狙うのだろうが、なにせ性能については情けない状態のミサイルだから、間違って通天閣にでも命中したら、大阪のおばちゃんたちは黙ってはいないだろう。

とにかく、最近の北朝鮮の発言は物騒である。
朝鮮戦争における停戦協定を白紙とする発言や、アメリカを火の海にするなどという発言を繰り返しているが、何か、焦りでもあるのだろうか。

確かに、前回の核実験では、いつも北朝鮮を擁護する中国さえも北朝鮮に対する制裁決議に賛成したくらいなので、世界の中での孤立感は感じているだろうが、それならば平和的な会話により、現状を打開するべきなのに、どうも言動が過激すぎるのである。

朝鮮中央テレビなどの発言だけを聞いていると、今にも戦争を始めそうな勢いではあるが、実際に戦争ともなれば、北朝鮮軍はほとんどの兵士が食料不足で体力が低下している上、戦闘機や戦車を動かす燃料も不足しているようであるから、戦争を仕掛ければ自殺行為になることぐらいは分かっているのだろう。

それでも、例のネクラブタ金正恩は、強硬な姿勢にこだわり続けるのだ。

この背景になにがあるのか。

最も、考えられるのが、権力承継時における軍部に対する威力行為である。
父親の金正日が、金日成から権力承継した時には、抗日戦争を金日成とともに戦った(と主張している)高齢の軍部首脳が、自らの生き残りをかけて、必死で金正日にぶら下がった。

今回、金正恩の時も同じ事をしたのかというと、少し様子が違う。
突然の金正恩の地位承継で、軍部首脳はこのネクラブタを少し甘く見ていたようだ。
金正恩は、軍部首脳の粛清を始めたのである。

北朝鮮人民軍のトップであり、金正日の葬列でネクラブタと一緒に棺の前を歩いていた李英鎬人民軍総参謀長は、突然、解任されてその後は全く映像に現れない。
この金正日の葬儀での序列ベスト8のうち、この李英鎬を含む4人が粛清された模様で、朝鮮中央テレビなどの映像には全く映らなくなっている。

このような軍部首脳に対する粛清は、金正恩が自身の実権を確実なものとするために、行なわれているとの見方が強く、これに対する軍部の反発も一部では発生しているようだ。
実際に、昨年11月に、ネクラブタの暗殺未遂報道が流れたときには、平壌市内にある金正恩の私邸などに100台の装甲車が配備されているし、地方視察など同書記の公開活動に際しては、携帯電話が起爆装置に利用されないよう、強力な妨害電波を流しているとの情報もある。

そして、金正恩の好戦的な姿勢は、ややもすれば年の若い金正恩が軽く見られるところを「米国をも恐れていない」強い指導者であることを、軍部に示すためのものだろう。

注意しなければいけないのは、このような北朝鮮、金正恩の脅しに対して、日本が軍事拡大路線をとっていくことである。
巨額の軍事予算をつぎ込んだミサイル防衛システムが全く機能しないことは、北朝鮮のミサイル発射のときに明らかとなった。
所詮、複数のミサイルをすべて撃破することなど、実際には出来ないのである。
重要なのは、ミサイルを撃ちたがっている北朝鮮の一部の特権階級から、北朝鮮を国民の手に取り戻すことなのだ。

北朝鮮では、相変わらず食料不足が続いて、国民は窮地に立っている。
金正恩は、僅かなその食料を自分の地位を確保する手段として、首都再開発事業に全国から動員された学生や青年同盟(金日成社会主義青年同盟)などを養う食糧として、メディア向けの平壌市民への配給用として、そして、軍部隊を維持するための軍糧米として、国民から強制収奪して飢餓を増幅させているらしい。

EUは2012年秋に北朝鮮に調査団を派遣、食糧事情を調査した結果、緊急支援は必要ないとして、今年の食糧支援は行なわない方針だ。
国連の世界食糧計画(WFP)と食糧農業機関(FAO)も今年の北朝鮮の穀物生産予測では食糧事情は好転したとしている。
しかし、その食料は国民のためには使われないのである。

孤立化へ独走する金正恩。
この国に明日はあるのだろうか。

その指で、これ↓を金正恩だとおもって、バシッと一発…。

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posted by 8ちゃん at 16:24| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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