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2013年05月14日

女性手帳

内閣府にある「少子化危機突破タスクフォース(作業部会)」というところが、「女性手帳」なるものを出すそうである。
正式な名称はまだ決まっていないらしいが、要は少子化への歯止め策として、国会議員や官僚が考え出したのがこの「女性手帳」なのだ。

実務的には、これからその手帳に記載する内容を決めていくのだそうだが、この手帳を作成する理由は、「妊娠や出産に関する知識や支援策を示す」ということらしい。
来年の4月から各市町村で「若い女性(定義は何じゃ!)」に配布するそうである。

記載内容のうち、今、有力なものは、医学的に30代前半までの妊娠・出産が望ましいことなどを書いて、女性の晩婚を抑止して、早期出産を促す内容などが中心になるようだ。

アホか。

元々、結婚や出産は本来は個人の自由の範疇だ。
そんなことに政府がいちいち口を出すのは異常だろう。
日本を中国や北朝鮮と同じような国にしたいという発想自体が間違っているが、1000000歩譲ったとしても、この「女性手帳」は考え方が間違っている。
相変わらず、新聞に対する消費税課税を逃れるための陳情をしている大マスコミはこれに対する批判を書かないので、ここで書いておく。

女性が結婚や出産をためらうのは結婚や出産に関する知識がないからと違うんじゃ!

自民党の議員や厚労省の官僚の考え方は、女性が結婚しないで出産もしないのは知識不足が原因であるから、高齢出産は危険ですよとかの知識を与えて、人生の設計をちゃんと描けば結婚年齢も早くなり、出産率も向上するだろうというものだ。

まったく、女性のことが分かっていない連中が考えることは、旧式の一眼レフをつかって、露出全開でサルにF1レースを撮らせたくらいピントがずれているのだ。

女性は生活設計がないから結婚や出産をしないのではない。
正確な生活設計を考えているから、結婚や出産が出来ないのだ。

育児休暇の制度が出来ても、出産による女性の離職率は70%を超えているのは、男性の無理解、育児休暇の不取得や、会社側の排除主義、育児休暇中の経済支援のお粗末さのせいだと考えたことがあるのか。

そして、出産後も保育所の不足は10数年も前から指摘されているのに、厚労省の発表による待機児童の数は、今も全国で5万人もいて、全く改善が進んでいないじゃないか。
しかも、東京都杉並区が、保護者が育児休業を延長したり、仕事を辞めたりしたケースも待機児童としてカウントしたら、待機児童の数は厚労省に報告した数字の3倍のにも達したことを考えると、全国では20万人近い待機児童がいるこの現実をどう考えるのか。

さらに、一番重要なことは、小泉純一郎と竹中平蔵が大企業のために法制化した、派遣法の改悪なんかにより、非正規雇用労働者ばかりが街に溢れたことで生まれた、年収200万以下の低所得の男女が、真剣に考えれば考えるほど、結婚や出産を思いとどまらざるを得ない現状を知っているのか。
出産費用、子育て費用や欧米に比べて異常に高額な日本の教育費を誰が払うというのか。
欧米並みの子育て支援をどうして誰も言い出さないのか。

ちなみに、職場で課長が部下に「何故、早く結婚しないのか。」とか、「何故、こどもを作らないのか。」とか聞けばセクハラである。
似たようなことを国家が行なうのか。

あえて言うなら結婚が人生の最大の「幸福の到達点」とは限らないのだ。
結婚は毎年約70万件、離婚は25万件である。
DVやモラハラ亭主などに虐げられつつ離婚できない人間も沢山いることを考えれば、国家が結婚を進めて、最後まで責任を取ってくれると言うのか。

「おひとりさま」の方が幸せな場合もあるだろうし、亭主に値しないろくでもない男も世の中には大勢いる。
少数だろうが同性愛者やトランジェスターもいるだろう。

少なくとも、国家たるもの、一方向の生き方や人生を国民に押し付ける前に、行なうべきことがヤマほどあるだろう。


ここは、バキッっとコイツ↓を押して怒りを静めよう!

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ラベル:女性手帳
posted by 8ちゃん at 15:09| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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