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2013年06月19日

「驕り」という感情

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今年の風疹患者数(9日まで)が1万人を突破した。
妊娠時の感染により、赤ちゃんに重い障害(先天性風疹症候群)が出る可能性があることを考えると重大な問題だ。

専門家などからワクチン未接種者を対象とした臨時の無料予防接種の実施を求める声が上がっているが、田村憲久厚生労働相は6月18日の閣議後の記者会見で「特別な対応を取るところまでは来ていない。」と述べている。
国として予防接種対策をとる気がないことを表明したのだ。

この感覚はおかしい。

現状に危機認識がないというのなら、どんな状態になったらアンタは危機感を感じるんだ。
1万人以上が感染して、実際に赤ちゃんに重い障害が出ているし、妊婦やその家族が不安に怯えている状況を「大したことはない。」とでも言うのか。
風疹に出す金はないということらしい。
風疹の抗体をもっていない(HI抗体価8未満)の人間は、推計で450万人という。
一人6000円の費用を全額負担すると270億円である。
確かに大金だが、震災復興予算を2兆円もネコババして、不急不要なものを作っている金があるのだから、その金の100分の1を予防接種に廻せばすむことだ。
国会議員に渡している給料や秘書費用の430億円よりも安くて、はるかに有効な資金使途だ。

元々、この風疹の流行は、国の予防接種の失敗がこの事態を招いているのだから、国が責任をとるべきである。
http://senbero8chan.seesaa.net/article/353938116.html?1371606969

東京都や仙台市など、地方公共団体単位で予防接種の補助を行なっているが、財政的に苦しい自治体はそんなことができない。
金のある市町村の住民は救われて、過疎などで苦しい市町村の住民は見捨てられるのか。

何でも国に頼る国民の体質が問題だという意見がある。
風疹の予防接種くらい自費ですればよいとの考えだ。
勿論、都心の高級マンションに住んで、フェラーリを乗り回す人間が、6000円の予防接種費用が国から出ないから、予防接種を受けないというような輩に金は使いたくない。
ただし、この強欲なアホ成金でも、風疹に感染して街に出れば、市民に風疹をうつすのである。

一方で、今日食べる米がない人間が、予防接種を受ける金など、どこをはたいても出てこないという現実もあるのだ。

270億円は確かに大金だが、多くの人間が罹病して病院に行けば、医療費の国庫負担は相当な金額になるのだし、何よりもこれから生まれてくる命を守るのは、行政の仕事の「1丁目1番地」なのである。

「命」といえば、自民党の高市早苗政調会長が、「事故を起こした東京電力福島第一原発を含めて、事故によって死亡者が出ている状況ではない。」との発言をしている。
原発地から仮設住宅などへの避難生活の疲れや精神的な苦痛から、1500人の人間が自殺も含めて亡くなっている現実をこのブサイクなおばはんは、知っていてこんな発言をしているのか。
このおばはんは、事故対策を除けば原発は低コストであるという発言もしているので、原発推進に向けた正当性を主張したかったのだろう。

しかし、自民党の政調会長という役職は、国の政策の基本となる与党の政策を決定する最高責任者だ。
このおばはんの考えが国の政策となる可能性は極めて高いのだ。

勿論、安倍首相が世界中に原発の販売促進をしている現実からも、自民党が原発を推進していく立場にあることは明確だし、それ自体は政策として自由にやればよい。
ただし、自民党福島県連の夏の参議院選挙公約では、福島県内の原発10基をすべて廃炉とすると書かれている。
自民党本部の出す参議院選挙公約でも、原発の再稼動など一切書かれず、「地元自治体の理解を重視する。」とだけ書いてあるのだ。

これは卑怯だ。

原発再稼動を出せば選挙での得票に不利になるから、ごまかしているだけなのだ。

原発の必要性や再稼動の適否については、大いに議論すべきだ。
そして、国民の意に沿った方向へ進めばよいのだ。
原発廃止論者は、原発廃止論だけでなく代替エネルギーを含む実行可能な施策を示すべきだし、原発容認論者は原発再稼動が必要と考えるのなら、安全対策も含めて堂々とその主張を行なって、その考え方を有権者に示すべきだろう。


風疹の蔓延を危機的状況ではないと言い切り、原発事故で死んだ人はいないと軽薄な虚偽を並べる自民党の閣僚や党幹部。

衆議院選挙において、自民党が圧倒的な議席を確保してから半年が過ぎた。
国民が投票行動で自民党に期待したのはこんなことではなかったはずだ。

自民党に対する期待と危険性が入り乱れる中、参議院選挙を来月(7月21日)に控えた現時点においても、野党と呼ばれる集団の中に、日本を託せる政党はない。

選挙での選択肢のない国民は、選挙権がない国と何が違うのだろうか。


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posted by 8ちゃん at 17:53| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月17日

「常識」がなくなった国

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2011年の11月14日。
東京地裁においてひとつの事件に判決が下りた。

原告は、福島第一原発から北へ約45キロの二本松市に所在する、福島県の名門ゴルフ場、「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」、被告は東京電力である。

福島オープンなどの公式戦が行なわれるこのゴルフ場は、年間3万人のゴルファーで賑わっていた。
そう、あの日までは…。

福島原発事故が起こった時、原発から45キロも離れたこのゴルフ場に、放射能汚染の危機は及ばないだろうと考えていた経営者は、それでも顧客の安全のために、ゴルフ場内の放射能レベルを計測した。

その結果。

6番ホールのティーグラウンドでは、2.91μSv/hが測定された。
カート置き場の雨樋の排水口付近にいたっては51.1μSv/hだ。
この数値は、線量だけなら原発から僅か2.4km離れただけの大熊町夫沢とほぼ同じ高線量だった。
「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」は、3月12日から営業を休止した。
そして、ゴルフ場の経営者は、東電を相手に訴訟を起こした。

東電の原発事故で、ゴルフ場が運営できなくなった。

当然の主張である。
この「普通」の考え方に対して、東電は愕くべき理論で反論した。

「放射能は東電の所有物ではない。」

放射性物質は、誰のものでもない「無主物」(ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもないもの)と考えるのが実態に即しており、東電としては、飛び散った放射性物質を所有しているとは考えていない。
したがって検出された放射性物質は責任者がいないのだから、東電が損害を賠償する義務はない。
しかも、既にその放射性物質はゴルフ場の土地に附合(ふごう=一体となること)しているはずであるから、東電が放射性物質を所有することは不可能だ。

誰が聞いても、耳を疑うような厚顔無恥な主張であり、このような主張など、裁判所は一蹴するものと、誰もが考えていた。

ところが…。

愕くべきことに、東京地裁の福島政幸裁判長は、判決において、東電の主張を全面的に認めたのである。
福島裁判長は、判決文で東電の主張を認めた後に、こう言った。
「仮に、汚染が東電の責任であっても、現時点では汚染除去の方法が確立されていないから、東電に処理を命じることは出来ない。」

アホか。

福島原発事故は、安全性を置き去りにした国の原発推進政策や、国会議員、地域自治体、地方議員の補助金目当ての「安全戯曲」の創造といった複合犯罪ではあるが、電力会社に責任がないという発想が、何処から出てくるのか。

それなら、硫黄酸化物を大気に撒き散らしても、カドミウムや水銀を海に垂れ流しても、公害物質が、企業の手を離れた瞬間に公害企業は何の責任も負わないというのか。

判決を受けたゴルフ場は、僅かな望みをかけての放射能量の再計測を行なった。
芝から、235,00Bq/kgのセシウムが検出された。
土から、98Bq/kgの放射性ストロンチウムが検出された。
この数値は、チェルノブイリでの避難命令の基準を上回っている。

ゴルフ場は、長年雇っていた従業員17名、キャディー15名を解雇せざるを得なかった。

その判決から1年後の2012年12月。

東北大震災に空母ロナルド・レーガンを派遣して被災地の救援活動を行なってくれた(トモダチ作戦)アメリカ軍のミッションに参加したアメリカ軍兵士8名が、東電が正確な情報を出さなかったから被曝したとして、東京電力を相手に訴訟を起こした。
当初、8名だった原告は、現在までに26名となり、最終的には100名、総額2000億円の損害賠償請求事件になる見込みである。

東電は、そこでも「放射能は東電の所有物ではない。」と主張するのだろうか。


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posted by 8ちゃん at 17:26| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月14日

ビールを飲もう

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大阪の夏は暑い。

ただでさえ、東アジアの匂いがするゴミゴミした街に服装、性格ともに暑苦しい住民が住む街なのである。
そんな、暑苦しい街の気温を35度とか36度にしたら、暴動が起きるのではないかと密かに心配していたが、現在までに大阪管区気象台に殴りこんだおばちゃんはいないようである。

こんなことを書くと、「大阪だけやないわい!」「こっちも暑いわ!」と全国のおばちゃんから叱られそうであるが、今週は、日本全国で「暑い!」という言葉がいったいどれくらい出たのだろうかと考えてしまうぐらい暑かったのだ。

NHKのニュースウォッチ9の井田寛子さんの話によると、偏西風が例年よりも北の位置を流れており、しかも偏西風の風の勢いが弱いため、大気の循環が行なわれず、同じ天気が続くのだそうな。
この井田さんは、NHK大阪放送局にもいたし、控えめそうな性格が感じられるから、信頼がおけるのである。

この偏西風の異変のため、日本とは逆に、チェコ、ドイツ、オーストリアなどの中央ヨーロッパの広い地域で、連日雨が降り続き、大雨による大規模な洪水被害が出ているし、アメリカだけでなくフランスでも巨大竜巻が発生したらしい。

こんな異常気象については、地球温暖化が招いたのだと力説する人もいるが、現段階では原因は不明だ。
中には、阪神タイガースが珍しく勝ち続けるから、こんなことになったのだと言いがかりをつける人もいるようだが、そんな意見は、当然却下されるべきだ。

とにかく、理由はともあれこれだけ暑いと、難波のミュンヘン南大使館へ行って、から揚げかウインナー盛り合わせで、大使館ビールをグググィーーーーッと飲みたくなるのだ。
http://www.newmunchen.co.jp/

この店は、昔は千日前のOSビルにあったのだが、現在は旧なんば花月(現在のスイング吉本ビル)に移転している。
大阪市北区のお初天神の近くにもミュンヘン北大使館というのがあって、こっちが本店らしいのだが、なぜか、ビールの味は南大使館の方が旨いと感じるのである。

まあ、この暑さであるから、何処で飲んでもビールは旨いに決まっている。
阪神百貨店の屋上ビヤガーデンで、大きなスクリーンで阪神の野球中継を見ながら飲むビールも旨い。
そして、タイガースが勝っているときは、ビールの味も激ウマになるのだが、負けると極端に味が落ちるので、そこは気をつけたい。

最近では飲み屋さんの競争も激化しており、「生ビール280円」と書かれた看板や、飲み放題(生ビールもOK)1000円などと書いてある店も多い。
よく観ると、小さな字で「最初の1杯」と書いてあるものや、ビールと偽って発泡酒を出してくる店も多いので注意しよう。

ちなみに、生ビールの容器(店のタンク)には20リットルのビールが入っていて、仕入れ値は凡そ9000円だそうだ。
中ジョッキに入るのは、泡の部分もあるので約0.4リットルだ。
20リットル÷0.4リットル=50杯。
9000円÷50杯=180円
生ビールの原価は180円くらいなのである。
エラそうに280円がいかにも赤字覚悟のサービスのように言うなと言いたい。

今日はほかの記事を書こうと思っていたのだが、これだけ暑いと頭の中は生ビールがグルグルグルグル廻っているだけで、あまり知恵は出てこない。

みなさんのお気に入りのビールが旨い店はどこですか。



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posted by 8ちゃん at 16:54| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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