あなたのひと押しで第1位へ
コメントが、書き込みにくい場合は、下のFC2版からお願いします。

2013年06月08日

お金持ちニッポン(3)

ODAなどの財政投融資に使用する金は、平成13年までは郵便貯金や簡易保険といった郵便局の資金がこれに充てられていたのだが、郵政民営化もあって、これはなくなり、現在は国債を発行してその財源としているのである。
郵便貯金や簡易保険の金は、現在では、資金運用として国債や地方債を購入するのに使用されており、昨年は、ゆうちょ銀行は、客から預かった貯金など190兆円の資産のうち約150兆円で国債や地方債を買い付けているし、かんぽ生命は保険料として集金した金など、92兆円の資産のうち約70兆円が国債や地方債の購入に使用されている。
余談だが、最近の長期金利の上昇に伴う、国債価格の下落は、ゆうちょ銀行やかんぽ生命にとっては大損失なので、両社の社長は眠れない日々が続いているのだ。

財政投融資の原資となる国債のことを、財政投融資特別会計国債(財投債)という。
この財投債の残高は昨年度末で約120兆円で、これだけでも大きな金額なのだが、この120兆円という金額は、ニュースで時々出てくる国債発行残高1000億円に含まれないのである。
あくまでも融資のためだけに発行する国債だから、必ず返ってくるので、借金ではないという、わけの分からない理屈らしいが、国民の借金には違いないし、無視できない巨額でもあるし、実際には、前回の記事にも書いたように返ってこないものも多いのだが…。

さて、前振りが長くなったが、ODAというのは、この財政投融資の中で、開発途上国などへ資金を提供する制度なのである。
ただし、財政投融資以外の一般会計からもODAの資金は出ていて、平成25年度予算では、海外支援金として13省庁に5572億円が予算化されている。

あのクソ憎たらしい中国にも、円借款だけで3兆円、その他も合わせると現在までに約6兆円(うち2兆円は返済不要)の資金を提供しており、金額は少なくなったが、今年も資金援助は続いている。
中国への資金援助は、日本を凌ぐ経済大国へ何故援助が必要なのかといった議論のほかに、これらの金が中国の環境や医療を名目に支出されているのに、資金の使用実態の調査を中国政府が拒んでいるため、何に使用されたか分からないという大きな問題がある。
病気やPM2.5対策に日本から渡した金で、核兵器やミサイルを作ってもわからないのである。

元々、内閣の一存で使用方法が決まるこの財政投融資やODAは、政権政党にとっては「とても便利な金」、「このぉ〜木なんの木、金なる木」なのだが、建前的には、内閣府に「海外経済協力会議」が設置されており、ここでODAの使用方法、使用先、戦略などが議論されることになっている。
勿論、自民党の政策調査会や国土・建設関係団体委員会、外交経済連携本部といった政治家や外務省、財務省、国土交通省、農水省などの意見も取り入れて、政治的戦略に沿った形で国や地域、分野ごとにODAの金の撒き方を企画、立案することになっている。

ここでまとまったもののうち、海外支援の骨格案である「国別援助計画」という計画を事業ベースで具体化するのが、実施機関であるJICA(ジャイカ=独立行政法人国際協力機構)なのである。

JICAというのは、ごく簡単に言うと外務省や経済産業省、国交省、財務省などの天下り機関で、主たる仕事は日本各地への金のばら撒き、海外観光旅行と、銀座や北新地やラスベガスやマカオでの接待の席で綺麗なおねえちゃんと酒を飲むこと、あとはウコンのチカラを飲んで、肝臓をケアしたら、昼寝するくらいしかない組織だ。
ただし、資金援助がほしい都道府県、圧力団体、外国や、工事を受注したいゼネコン、仲介して儲けたい商社などから、毎日のように接待があるので、肝臓だけは頑健であることが求められる職場である。
こんなウンコ虫、いやっ、寄生虫のようなJICAの職員は1827人もいるから驚きである。

次回へ続く

毒舌日記 ブログランキングへ
タグ:ODA
posted by 8ちゃん at 13:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事のランキングはこうなっています。⇒ひらめき
ご訪問、ありがとうございました。またのお越しをお待ち申しあげております。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。