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2013年06月21日

夏至のころ

今日、6月21日は夏至である。
1年のうちで日照時間が、一番長いのである。
どれくらい長いのかと言うと、日本の中でも北海道と沖縄では相当誤差があるので、ここは、日本の中心地、世界文化遺産に登録されるとの噂もある大阪市西成区で考えると、冬至の日照時間が9時間30分であるのに対し、夏至では14時間30分も太陽が見られるのだ。

その差、なんと5時間である。
NHKの紅白歌合戦が、午後7時15分から11時45分までの4時間30分だから、これより長いし、マラソンなら2回走れるのだ。

5時間も昼間が長いと、何か、得をしたような気分にもなるのだが、かといって、この日に普段よりも5時間早く起きる人間はいないし、この日だけ5時間も残業をする人も少ないだろう。
まあ、夕方の景色が暗くても、明るくても、仕事が終われば飲み屋に直行しなければならないことは、大阪市の条例に規定されているかも知れないので、夏至だからといって慌てることはないのだ。

勿論、南半球では、たぶん反対に日照時間が短いのだろうから、夕方からあたりが真っ暗になったことを確かめて、飲み始めるに違いない。
オーストラリア鍋とか、ニュージーランド鍋をつついて、「今日は、よう冷えるのぉ。」とか、「寒い晩は鍋が一番やわ。」とか言っているのだろう。

ところで、夏至は、冬至のように、ゆず湯に浸かったり、なんきん(かぼちゃ)を喰ったり、といったメジャーな風習はなさそうだが、関西の一部では、夏至にタコを食うという風習が密やかに残っている。
なぜ、タコを食うのかと言うと、横山ノックが、知事時代に決めたわけでもなさそうで、タコの足を稲の根に見立てて豊作を願うとか何とか、とってつけたよう理由があるらしい。
私自身は、密かに魚屋とたこ焼きやの陰謀に違いないと睨んでいる。

三重県二見ヶ浦にある有名な夫婦岩では、夏至の日だけ朝日が2つの岩の間から昇るのだそうな。
さすがは、お祭りしてあるのが太陽神である天照大神だけのことはある。


さて、昔は夏至のころに何をしていたのだろうかと考えてみた。

まずは、蛍である。

ホタルは、このころしか飛ばない。
私の子供のころは、いつも蛍がいる場所が決まっていて、そこに行くとかなりの確率でホタルが見られた。
勿論、心優しい私は蛍を捕まえて、家の中で飛ばしてみるといった非道な行動に出ることはなかった(…と信じたい。)が、灯いたり消えたりする蛍のささやかなともし灯は、幻想的な世界に私を引き込んでいた。
おかげで、帰宅が遅くなり、親にドツかれ、蛍並みに目から火花を出していたものだが、これは新種の蛍ではない。

蛍.jpg




梅雨の大雨も夏至のころだ。

私は台風大好き人間である。
台風被害が毎年発生していることを考えると、心苦しいのだが、夏場の台風や梅雨時の豪雨は大好きだった。
大雨が降るとなると、空き缶と定規で作った自作の雨量計を持ち出して、自分で決めた観測地点に置き、風が強いとなると、単なる風車としか見えない、これも自作の風速計を設置したものだ。

結局、雨量計は流れてしまい、風速計は風でどこかに飛び去ってしまうから、観測結果を日本気象学会や、ネイチャー誌上で発表することはなかったし、夏休みの宿題は「提出しない。」という固い信念があったので、それにも使わない。
要は、大雨や大風が好きだったというだけの話である。



この時期は、真夏には、近いものの、太陽の光の中にどこか優しさもある季節である。
山にはササユリが咲き、紫陽花が、雨にその色を輝かせていた。
梅の実はもうすぐ収穫だ。
初夏の田んぼは、稲と同時に雑草も大きくなって、みんな草取りに忙しい。
山は、新緑から濃い緑に色を変えつつ、雨上がりには、新しい葉っぱと、地面の枯葉と湿気の匂いが周りを包んでいた。

笹ゆり.jpg



6月30日からは、大阪の夏祭りの先陣を切って、愛染祭りが始まる。
宝恵駕籠(ほえかご)が街を練り歩く。
来月には祇園祭も天神祭りもある。

夏はもうすぐ、そこまで来ているのである。



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posted by 8ちゃん at 16:36| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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